カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

2022-01-01から1年間の記事一覧

しもふかや【駅名しりとり321】

下深谷 (養老鉄道) 養老鉄道が走る濃尾平野西部は木曽三川が近接して流れています。 河川の間の三角州には「輪中」があり、小学校の社会科の教材になっていたのを覚えています。 堤防に囲まれた土地の中の暮らし。石垣で母屋より高くした水屋や、上げ舟、…

近鉄特急で吉野へ

ある人から近鉄の株主優待乗車券を4枚もらいました 期限が年末なので、急遽お出かけ。12月16日の夜、伊勢市駅に降り立ちました。 翌、12月17日。まずは、吉野に向かいます。 特急を4回乗り継ぎますが、窓口でスムーズに発券してもらえました。 近鉄は特急網…

いばらきし【駅名しりとり320】

茨木市 (阪急電鉄) 関東の人間は茨木という地名になじみがありません。 そのため、「いばらき」と聞くと、茨城県を想像してしまいます。 関西の人と話をしたとき、アンジャッシュのコントよろしく、勘違いをしてしまうことも。 「大阪のいばらき」というよ…

宇治山田駅

伊勢神宮内宮の門前町、宇治。外宮の門前町である山田。ふたつの地名が重なった当駅はその名の通り伊勢神宮観光の拠点として、1931年に開業しました。 当時としては珍しい高架駅。90年を経たその姿は年季が入っています。 観光の拠点駅としての工夫も随所に…

【ちょっと昔の流山19】2007年5月13日 天神社、円東寺

2007年5月13日、下の写真はおそらく市野谷のどこかだと思います。 TXの開業後、爆発的に開発が進んだ地域ですので、今は見ることができない風景かと思います。 そして、市野谷にある天神社。看板によれば江戸時代初期の創建とのこと。 境内から見た風景だ…

訪城記 ~師戸城~ 【2022.11.27】

臼井城を出て、県道64号線を北上します。 交通量が多く、時折大型のトラックも通るうえ、路肩が狭くて歩道もないため、非常におっかない。 脇道を見つけて県道から逸れます。 印旛沼を渡る船戸大橋。この日は小春日和で暖かく、湖面を渡る風にも冷たさは感じ…

いよさくらい【駅名しりとり319】

伊予桜井 (JR四国) 741年の聖武天皇の命により日本各地に建立された国分寺のうち伊予国分尼寺がこの駅の近くにあったと推定されています。 広大な寺域を誇っていましたが、戦乱による焼失と再建を繰り返すなかで縮小していきました。 塔跡が史跡に指定され…

訪城記 ~臼井城~ 【2022.11.27】

小春日和の誘われてお出かけ。京成臼井駅に降り立ちました。 臼井城は住宅街の中を歩いて15分ほど。 坂が急になってきました。 本丸と二の丸の間にある空堀を利用している駐車場がありましたが、スルーします。 臼井城跡という石柱がある公園入口に到着しま…

【ちょっと昔の流山18】2007年5月12日 天形星神社、金乗院

2007年5月12日。まずは天形星神社です。 寛文2年(1662)の創建と伝わります。祭神は素戔嗚尊。 金乗院は真言宗豊山派の寺院。創建は江戸時代初期、寛永年間とのこと。 下の写真は道すがら何気なく撮影したものです。住所でいえば野々下や長崎あたりかと思い…

訪城記 ~永田陣屋~ 【2022.10.29】

10月29日、夕方から大宮で予定があったので、早めに家を出て寄り道。指扇駅で下車しました。 バスに乗り換えますが、駅の写真を撮っていたら目の前発車してしまいました。 次のバスは20分後。時間がもったいないので歩くことにします。 歩いて15分ほど、馬宮…

訪城記 ~坊城館、江上館~ 【2022.10.8】

坂町で米坂線の代行バスから乗り換え、中条で下車しました。 駅を出て住線路沿いを北へ。 新興住宅地の中を抜けると最初の目的地、坊城館跡です。 鎌倉時代後期の武家の館とのこと。 発掘調査ののち覆土されています。遺構は平面表示されてはいるものの、雑…

るもい【駅名しりとり318】

留萌 (JR北海道) 留萌本線に羽幌線が接続し、留萠鉄道や天塩炭礦鉄道を経て集められた留萌炭田の石炭積出港として栄えました。 1970年までに炭鉱は閉山となり、さらに1987年の羽幌線廃止により留萌本線の単独駅に。 加えて、2016年に留萌~増毛が廃止され…

米坂線代行バス

今年の8月の豪雨により被災した米坂線、現在も今泉駅~坂町駅が不通になっています。 10月8日、10:29発の列車も本来なら坂町行ですが、行先表示は今泉。キハ110の2両編成でした。構内に1両留置されていましたので、3両でやりくりしているようです。奥羽本線…

【ちょっと昔の流山17】2007年4月8日 東福寺

鰭ヶ崎にある東福寺は、814年(弘仁5年)弘法大師空海によって開山されたと伝わる真言宗豊山派の古刹です。 独立した小山の上にあり、緑に囲まれた境内は閑かな時間が流れています。 この日は桜が満開でした。 この辺りは台地の縁にあたり、緑が多く残ってい…

訪城記 ~米沢城~ 【2022.10.8】

10月8日は上野6:10発のやまびこ51号で福島へ。 8:04発の米沢行に乗り換えます。 山形新幹線が頻繁に走る奥羽本線ですが、板谷峠を越える普通列車は6往復しかありません。貴重な列車ですが、連休の初日にもかかわらず、乗客は10人ほどでした。 山形新幹線の上…

ちょうじゃばる【駅名しりとり317】

長者原 (JR九州) 篠栗線と香椎線の乗換駅。 別会社で開業したという経緯や運炭が目的で旅客輸送の優先順位が低かったこともあって、国鉄時代には駅が設けられませんでした。 駅が開業したのは国鉄民営化後の1988年。福岡都市圏の広がりにより、駅周辺は新…

訪城記 ~勝沼氏館~ 【2022.9.17】

勝沼ぶどう郷駅周辺はその名の通り、ブドウの名産地。 周囲の緩斜面は悉くブドウ畑になっていて圧巻です。 ブドウ畑の間の坂道を下ります。 20分ほどで旧甲州街道にぶつかりました。このあたりは勝沼宿という宿場町でした。 そして、日川がつくった段丘崖を…

勝沼ぶどう郷駅

勝山城跡を出て、谷村町から富士急行で河口湖へ。 9:08発の甲府駅行のバスに乗り換えます。 河口湖畔から御坂峠を越えて甲府盆地へ。御坂峠の頂上には御坂城があって遺構も素晴らしいとのことですが、登山のスキルがない自分にはハードルが高そうです。 石和…

ももうち【駅名しりとり316】

桃内 (JR東日本) 福島第一、福島第二と東京電力の原子力発電所が並んでいた福島県浜通りですが、東北電力のそれも計画されていました。 浪江・小高原子力発電所が計画されたのは浪江町と旧小高町にまたがる地域、距離的には当駅が最寄りとなります。 1973年…

訪城記 ~勝山城~ 【2022.9.17】

9月16日は野暮用で半日休暇を取得しました。 用事を済ませた後、大月まで移動します。 大月に宿泊して翌9月17日、始発の河口湖行に乗車します。 自宅からだと始発に乗ってもこの電車には間に合いません。宿泊した効果ですが、この列車でなければいけない理由…

【ちょっと昔の流山16】2007年4月7日② 光照寺、大原神社

2007年4月7日、続きです。 光照寺。1591年開山。当初は時宗でしたが、江戸時代に浄土宗に改められたとのことです。 大原神社。1673年創建と伝わる、町の鎮守様です。平和台駅と流山セントラルパーク駅の間にあって、周囲には戸建てが並ぶ住宅地となっていま…

天竜浜名湖鉄道『ゆるキャン△』×天浜線ラッピング列車

8月12日、続き。ダラダラ続いた夏休みの話もこれが最後です。 名古屋駅に戻って、東海道本線に乗り換え。 豊橋でさらに乗り換えて新所原で下車しました。 天気は不安定で、雨雲が断続的にやってきてはそこそこに強い雨を落としていきます。 JRの橋上駅舎の横…

かも【駅名しりとり315】

加茂 (JR西日本) 名古屋と大阪を結ぶ関西本線。かつては現東海道本線と名阪間輸送の覇権を争いましたが、現在、全線を直通する列車はなく、しかも、亀山~加茂は非電化となっています。 西側の電化区間である加茂~JR難波は大和路線と案内されており、関西…

名古屋周辺うろうろ、そして、リニモ

名古屋に宿泊して翌8月12日。 この日は、台風のちぎれ雲が断続的にかかり、雨が降ったりやんだりという天気予報。 しかも、最近の雨は局地的にザッと降るので、あまり外にいたくありません。 というわけで、当初の予定から変更して、7:09発の新鵜沼行の特急…

【ちょっと昔の流山15】2007年4月7日① 常与寺、本行寺

2007年4月7日。 常与寺は流山旧市街の中心部にある日蓮宗の寺院です。 1326年開山と伝わります。 明治維新後は「印旛官員共立学舎」(後の千葉師範学校、現在の千葉大学教育学部)として使われました。 本行寺も日蓮宗の寺院です。創建は鎌倉時代とのことで…

訪城記 ~新宮城~ 【2022.8.11】

御坊到着したくろしおは多客期の増結があって9両編成。 それでも、車内は行楽客で満席。デッキには立客があふれている状態でした。 白浜で半分近くが下車し、増結編成も切り離し。 周参見、串本、古座、太地と停車し、11:58に新宮に到着しました。 熊野速玉…

とつか【駅名しりとり314】

戸塚 (JR東日本) 駅の前後に立体交差を挟むことで、東海道線と横須賀線が方向別に並び、相互に転線が可能になっています。 2001年に開業した湘南新宿ラインのダイヤを設定するにあたっては、公差支障を最小限に東海道線に転線できるこの配線が、大きく寄与…

(大和紡績和歌山工場専用線)

西御坊駅の南側。日高川駅に向かう廃線跡から右に目を移すと、緩い弧を描く駐車場があります。 小川に沿って緩く弧を描く敷地。あやしいですね~。 駅の方を振り返ってみると、線路際のブロック塀が不自然にカーブしています。位置関係を見ると、ホームの中…

紀州鉄道

お盆休みの続き。 和歌山に宿泊して、8月11日。6:04発、始発の紀勢本線でスタートです。 1時間ほどで御坊到着。 この日の最初の目的は紀州鉄道です。 紀州鉄道は、JRの御坊駅と御坊市街のはずれ、西御坊までの2.7kmを結ぶミニ私鉄。路線規模に似合わない壮…

【ちょっと昔の流山14】2007年4月1日 江戸川、流山寺

2007年4月1日、菜の花が咲き誇る江戸川土手です。 桜 流山寺。江戸時代初期の創建とのことですが、現在の社殿は1965年に建設されたものです。幕末、近藤勇以下新選組が流山に陣を敷いた時には、当寺にも分宿した由。 ↓よろしければクリックをお願いします。…