西御坊駅の南側。日高川駅に向かう廃線跡から右に目を移すと、緩い弧を描く駐車場があります。
小川に沿って緩く弧を描く敷地。あやしいですね~。
駅の方を振り返ってみると、線路際のブロック塀が不自然にカーブしています。位置関係を見ると、ホームの中ほどから分岐していた感じです。
件の駐車場を反対側から。
熊野街道を渡り、敷地は続きます。
線路跡は築堤を進みますが、当方は道路を迂回。
半ば埋もれていますが、築堤上にはレールが残っているようです。
この先で西川を渡りますが、護岸工事などにより遺構は完全に失われています。
西川を渡った先には大和紡績和歌山工場がありました。
1925年創業の歴史のある工場ですが、2021年に生産を終了したとのことです。
敷地を覗くと今も趣のある建屋が残っているのがわかりますが、少しずつ解体も進んでいるようです。
駅に戻って8:50発の列車に乗車。JR御坊駅に戻ります。
御坊駅からは9:30発のくろしお1号に乗り換え。
自由席でいいやと思っていたので、特急券は準備していませんでした。
が、くろしおは全車指定席。しかも、残席数は3。ラッキーでした。
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