#三重県
伊勢治田 (三岐鉄道) 巡見街道とは、各地の政情を把握するために江戸幕府によって設定された街道。将軍の代替わり毎に派遣された「巡見使」が通行し、五街道や脇街道、藩街道をつなぐように整備されました。 「巡見使」一行は100名を超えるような大所帯だ…
多気 (JR東海) 1893年、参宮鉄道の開業と同時に誕生した歴史のある駅。当初は相可駅という駅名で、この地域の中心集落である旧相可村の玄関口としての役割が強かったようです。 1923年の紀勢東線開業により分岐駅に。1959年の紀勢本線全通と同時に津~多気…
1月6日、9:45に到着した田丸駅は、駅舎の新築工事中でした。 田丸は熊野街道と伊勢本街道の分岐点。交通の要衝になります。 そこを押さえる田丸城は、駅から歩いて5分ほど。立派な外堀にぶつかりました。 外堀にそって大手口へ。 土橋の両側の石垣が残ります…
1月6日、東京6:00発の「のぞみ1号」に乗車しました。 自由席は品川時点でほぼ満席になり、デッキには立客がいる状況。年末年始の全車指定席化は正解だったようです。 名古屋で下車。 8:02発の南紀1号に乗り換えます。 HC85系に初めて乗車します。 落成から間…
津 (JR東海) ひらがなで1文字、日本で最も短い駅名です。 ただ、ローマ字表記だと「TSU」で3文字。粟生(AO)や穎娃(EI)などよりも長くなっています。 かつて、ローマ字表記を「Z」に変えようという運動がありました。世界一短い駅名としてギネス登録を…
下深谷 (養老鉄道) 養老鉄道が走る濃尾平野西部は木曽三川が近接して流れています。 河川の間の三角州には「輪中」があり、小学校の社会科の教材になっていたのを覚えています。 堤防に囲まれた土地の中の暮らし。石垣で母屋より高くした水屋や、上げ舟、…
ある人から近鉄の株主優待乗車券を4枚もらいました 期限が年末なので、急遽お出かけ。12月16日の夜、伊勢市駅に降り立ちました。 翌、12月17日。まずは、吉野に向かいます。 特急を4回乗り継ぎますが、窓口でスムーズに発券してもらえました。 近鉄は特急網…
伊勢神宮内宮の門前町、宇治。外宮の門前町である山田。ふたつの地名が重なった当駅はその名の通り伊勢神宮観光の拠点として、1931年に開業しました。 当時としては珍しい高架駅。90年を経たその姿は年季が入っています。 観光の拠点駅としての工夫も随所に…
桑名 (JR東海) 江戸時代の東海道は熱田から桑名まで、七里の渡しと呼ばれる海の道でした。 その名の通り28kmほどになる船の旅はおよそ4時間を要したといいます。 しばし海難事故も発生する難所でありながら、海上が選ばれたのは、おそらく最短で木曽三川を…
年末の話、最後です。 伊勢治田から阿下喜まで歩きます。非常に風が強く、気温が高めであるにもかかわらず、体温が奪われてとても寒いです。 20分ほどの歩きで、阿下喜に到着。発車5分前でした。 三岐鉄道北勢線は、四日市あすなろう鉄道と同様に、近鉄の特…
12月31日の話、もう少し続きます。 あすなろう四日市駅から近鉄四日市駅へ移動しました。 約30分の乗り換え時間ののち、湯の山線に乗車しました。 雨が降ったり晴れたり、天気が目まぐるしく変化して、湯の山温泉に到着した時にはそこそこの雨になっていまし…
四日市に宿泊後、明けて12月31日。近鉄四日市駅の高架下にある、あすなろう四日市駅から、四日市あすなろう鉄道でスタートです。 四日市あすなろう鉄道は、2015年4月に近鉄内部線、八王子線の移管を受けて営業を開始した歴史の浅い鉄道会社です。全国でも希…
伊勢市(JR東海) JRと近鉄が乗り入れる、伊勢神宮への玄関口です。 2013年の式年遷宮の時には相当にぎわったものと思います。 JRはもちろん、最近では近鉄もすべての列車が停車するようになったとのこと。 また、バス路線も多くが伊勢市駅を発着点としてい…