カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

訪城記 ~米沢城~ 【2022.10.8】

10月8日は上野6:10発のやまびこ51号で福島へ。

 

8:04発の米沢行に乗り換えます。

 

山形新幹線が頻繁に走る奥羽本線ですが、板谷峠を越える普通列車は6往復しかありません。
貴重な列車ですが、連休の初日にもかかわらず、乗客は10人ほどでした。

 

山形新幹線の上り線となる、アプローチ線の増設工事の現場を横目に福島駅を発車。
福島盆地を快走して8:12に庭坂に到着しました。

 

ここからが本格的な峠越えです。
山肌に沿ってズンズンと高度を上げ、やがて福島盆地を見下ろすようになりました。

 

スノーシェルターの中の板谷駅

                

                                    
峠駅では2名の乗車がありました。峠の力餅を売る声がホームに響きます。

 

峠を越えて8:51、米沢に到着しました。

 


乗り換える米坂線の列車まで1時間半ほどありますので、市内周遊バスに乗車しました。

 

上杉神社前で下車。

 

米沢城は上杉氏30万石の居城。バス停を降りたところから上杉押しの圧力をビシビシと感じます。

 

環郭式の平城は、外堀が埋められ、本丸とその周囲の内堀のみがかつての姿をとどめています。

 

石垣は用いず、土塁を多用しており、本丸には天守代用となる三重櫓が2基建てられていました。

 

北東隅の三重櫓台です。改変が著しいですが、櫓の大きさは偲べるでしょうか?

 

本丸の内は上杉神社の境内になっています。
祭神は上杉謙信ですが、創建は明治時代と意外に新しい。


菱門橋からみる本丸の南側。
陽炎が立っているように見えますが、これは道路の舗装工事をやっていたためです。
堀のように見える水路がありますが、当時の縄張に該当する堀はないので、後年に掘削されたもののようです。

 

 

一旦境内に戻ります。

 

北側は土塁が比較的良好に残されていました。

 

北門は何となく枡形の雰囲気。

 

水堀越しの三重櫓台です。

 

帰りのバスが迫っていますのでバス停に戻ります。
もう少しゆっくりしたいところですが、40分しかないので、仕方ありません。

 

 

米沢駅に戻って、10:29発の米坂線に乗車します。

 

 

 

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