留萌 (JR北海道)
留萌本線に羽幌線が接続し、留萠鉄道や天塩炭礦鉄道を経て集められた留萌炭田の石炭積出港として栄えました。
1970年までに炭鉱は閉山となり、さらに1987年の羽幌線廃止により留萌本線の単独駅に。
加えて、2016年に留萌~増毛が廃止されたことで、終着駅になってしまいました。
最近のニュースによると、残った深川~留萌も廃止が決まったようです。
現時点で発着する列車は7本しかなく、地域輸送における役割はほぼはたしていない状況ですので、妥当な選択のように聞こえます。
でも、地域交通が衰退した街には、自家用車という交通手段を持たない人は住むことができません。
また、観光など他地域から人を呼び込むことも難しくなります。
留萌本線に限らず、日本各地のローカル線の苦境が伝えられ、路線バスの改廃もニュースでよく見ますが
終わりの始まりのように感じるのは私だけでしょうか。
↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。