カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

2018-01-01から1年間の記事一覧

たかつき 【駅名しりとり192】

高槻(JR西日本) 1991年に営団地下鉄南北線が開業した際に、すべての駅にホームドアが設置されたのはかなり衝撃的な出来事でした。 ホームドアがあるせいで車両がよく見えないという(鉄道好きとしての)我儘がそう感じさせていたのかもしれません。 近年、…

八戸から釜石へ ~2009年5月の三陸~

岩泉線に乗った2009年のGW、八戸から釜石まで三陸海岸を縦断しています。 当然ながら、この後起きる2011年3月の出来事など夢想だにしていません。 新幹線で八戸駅へ。このときはまだ東北新幹線は八戸どまりでした。 接続するスーパー白鳥が停まっています。 …

しもきた 【駅名しりとり191】

下北(JR東日本) 陸奥湾沿いに下北半島を北上する大湊線。終点大湊駅のひとつ前の当駅は、むつ市街地への玄関口であり、本州最北端の駅でもあります。 接続していた旧国鉄大畑線は第1次特定地方交通線に指定、その後下北交通に移管することで存続を図ったも…

岩泉線 あの頃

2010年7月に土砂崩れにより不通になり、そのまま2014年4月1日をもって廃止になった岩泉線。 私は、2009年5月1日に乗車しています。 代替道路の未整備を理由に国鉄時代の特定地方交通線の廃止対象から免れたものの、山の中の鉄路は超閑散路線であることには変…

しんとよはし 【駅名しりとり190】

新豊橋(豊橋鉄道) 渥美半島に延びる豊橋鉄道渥美線のターミナル。JR豊橋駅に隣接しています。 かつては、駅裏の路地に隠れるようにして造られた1面1線の手狭な終着駅でしたが、いつの間にか1面2線の立派な駅に生まれ変わりました。 3両編成の列車が15分間…

しろいし 【駅名しりとり189】

白石(JR東日本) 明治20年に開業した、歴史ある東北本線の駅です。 開業当時に造られたレンガ造りの油庫が今も構内にのこっています。 新幹線の駅は単独駅として郊外につくられましたので、当駅は今も国鉄の幹線駅の風情を残しています。 最近は、高架化さ…

閘門橋

水元公園を抜けると見えてくる由緒ありげなレンガ積みのアーチ橋、「閘門橋」というそうです。 橋のたもとに案内板がありました。 少し引用してみます。 閘門橋は、レンガ造アーチ橋としては、東京に現存する〇〇〇貴重な橋です。 橋名の閘門というのは、水…

新緑の水元公園

よい季節になりました。 江戸川の土手を散歩。 葛飾橋を渡って、葛飾区に入りました。 水元公園に到着。 水元公園は東京23区内で最大規模を誇り、都民の憩いの場になっています。 小合溜井というため池の南側にひろがり、北側にある埼玉県営みさと公園と合わ…

まばし 【駅名しりとり188】

馬橋(JR東日本) 常磐線の中でも千代田線に直通する緩行線の列車のみが停車する一見地味な駅ですが、流鉄流山線が接続しており、そこそこの数の乗り換え客がいます。 また、武蔵野線につながっている連絡線の分岐点でもあり、運転上も重要だったりします。 …

宇部と石炭

しつこいですが、GWの話がもう少し続きます。 秋芳洞からバスで新山口駅へ。 宇部線に乗車し常盤駅で下車しました。 細い路地を抜けて、国道190号線に出ました。 歩道橋の上からは、住宅街のむこうに朱色と白色の展望台が見えます。 あの展望台を目指して歩…

秋芳洞とカルスト台地

有名観光地というのは、期待が先行するので、いざ行ってみるとがっかりということもままあります。 しかし、秋芳洞は想像以上にすごかった。 観光地として整備されすぎていることを差し引いても圧巻でした。 超有名観光地なので、四方八方からバスが通じてい…

つるぬま 【駅名しりとり187】

鶴沼(JR北海道) 前回に続き、札沼線の駅です。 知来乙に比べるとおとなしい感じの駅名です。 北海道の地名には、アイヌ語の音に漢字を当てはめたもの、アイヌ語の地名を意訳したもの、完全なる後付け、などパターンがあると思いますが、 この駅名はどれに…

訪城記 ~津和野城~ 【2018.4.30】

鳥取に宿泊して、翌4月30日。 7:04発のスーパーまつかぜ1号に乗車しました。 少々お尻が痛くなってきて、車窓にも飽きてきて眠気がやってきた頃、ようやく益田駅に到着しました。 到着時間は10:51。3時間40分以上かかりました。 30分の待ち合わせ時間で、11:…

ちらいおつ 【駅名しりとり186】

知来乙(JR北海道) 北海道を旅するときにいつも思うことがあります。 自分にアイヌ文化やアイヌ語の知識があれば、もっと楽しくなるのにな、と。 例えば、この知来乙駅の駅名の由来がアイヌ語の「チライオッ(ciray-ot)」(イトウ・多くいる)の転訛、もし…

鳥取砂丘と春の夕陽

餘部駅から浜坂駅で乗り継いで、福部駅で下車しました。鳥取駅の一つ手前の駅です。 幹線の駅らしい鷹揚とした構造の中間駅です。 国鉄時代の駅舎は取り壊されてしまったみたいで、基礎のみ残っています。 現在はその片隅に待合室が建っています。 駅から歩…

餘部「コンクリート」橋

4月29日の話です。 新幹線で京都に出て、「きのさき5号」に乗り換え。 城崎温泉、香住と乗り継いで、15:21に餘部駅に到着しました。 餘部駅に来るのは学生時代以来なので、おそらく15年ぶりくらい。 そのころは、東洋一とうたわれた鋼製トレッスル橋が健在で…

訪城記 ~杉山城~ 【2018.4.28】

2008年に国指定の史跡に指定され、2017年には「続日本100名城」にも選定された杉山城、 数年前までは知る人ぞ知る、という感じだったと思うのですが、いつの間にか山城のエースになりました。 その流れにはまるように、私自身も徐々に杉山城に行きたいという…

しもいまいち 【駅名しりとり185】

下今市(東武鉄道) 東武日光線と鬼怒川線が接続し、列車が到着したときには相互の乗り換え客でホームはごった返します。 最近では、「SL大樹」の運行に伴い、転車台やSL展示館が開設され、駅設備全体もレトロ調に改修されました。 さらには、浅草からの快速…

【補遺】陸軍工兵学校の痕跡

先日掲載した、陸軍工兵学校の話の続きです。 先達のHP等を見ていると、いくつか遺構を見逃していることがわかりました。 昨日、今日と散歩がてら行って探してきたので、追加でご報告します。 まずは、相模台公園に行きます。 相模台という台地の先端部にあ…

追憶の鹿島鉄道

昔のデジカメのデータから見つけたもの、第2弾です。 ネタ切れなので、場をつなぐという意味もあります。 かつて鹿島鉄道という鉄道がありました。 常磐線の石岡駅から霞ケ浦の北端をかすめて鉾田駅まで、全長26.9kmの非電化路線でした。 運行される気動車は…

まきし 【駅名しりとり184】

牧志(沖縄都市モノレール) 那覇の観光の中心、国際通りの北の端にあるのがこの牧志駅です。 このあたりにはたくさんのお店がひしめき合っていて、散歩するだけでも楽しいです。 公設市場も歩いて10分ほどと至近ですし。 ここと県庁の間をゆっくりと歩くの…

陸軍工兵学校の痕跡

松戸駅の東側、ペデストリアンデッキの突き当りにあるイトーヨーカドーの背後は高台になっています。 地図で見ると、松戸中央公園や聖徳大学、検察庁や裁判所があるあたり。相模台という名前で呼ばれています。 戦国時代には相模台城という城郭がこの地にあ…

追憶のブルートレイン「北陸」

昔のデジカメのデータをみていたら、懐かしいものを見つけました。 2009年12月30日、夜の金沢駅。 写っているのは翌春の廃止が発表されていた寝台特急「北陸」です。 このころは、「北陸」のほかに急行「能登」も運転されていて、上野~金沢の夜行列車は2往…

かたせえのしま 【駅名しりとり183】

片瀬江ノ島(小田急電鉄) 日本有数の観光地、江の島には、江ノ電、湘南モノレール、小田急江ノ島線と3つの鉄道でアクセスすることが可能です。 そのなかで、最も利用客が多いのは江ノ電ではないでしょうか? 鎌倉と江の島を結んでいるという条件の良さに加…

般若院の枝垂桜

3月31日、関東鉄道竜ケ崎線に乗った日の話です。 竜ケ崎市内にある般若院という寺院の枝垂桜がとても立派で有名とのことですので、行ってみることにしました。 竜ケ崎駅から北の方に歩いていきます。 メインの通りから曲がると静かで懐かしい感じの住宅街が…

関東鉄道竜ケ崎線

関東鉄道竜ヶ崎線はJR常磐線の佐貫駅と龍ヶ崎市の中心部を結ぶ4.5kmの短い鉄道路線です。 全線単線で行き違い設備を持たないため、ひとつの列車が行ったり来たりしています。 大規模な観光地もなく生活に密着した鉄道であり、鉄道雑誌にも取り上げられること…

つきがおか 【駅名しりとり182】

月ヶ岡(JR北海道) 石勝線夕張支線の廃止が表明された今、札沼線の北海道医療大学駅以北も風前の灯火です。 すでに沿線自治体と代替交通機関の協議に入っているという報道もありますので、廃止は既定路線かと思います。 この駅もいつまで現役でいられるでし…

土浦ニューウェイ

土浦には気になるものがありました。 常磐線に乗っていると土浦駅を過ぎたところでオーバーパスする高架橋、地図を見ると土浦市内を東西に横断して国道6号線の土浦バイパスの方まで延びています。 調べてみると、土浦高架橋、通称「土浦ニューウェイ」という…

訪城記 ~土浦城~ 【2018.3.31】

土浦城は霞ケ浦に続く平地に築かれた平城です。 二重の水堀に囲まれており、水に浮かぶ姿が亀の甲羅のようにみえるということで亀城という異名を持っています。 現在は、そのものずばり「亀城公園」として本丸と二の丸の一部が整備、公開されており、土浦駅…

いしかりとうべつ 【駅名しりとり181】

石狩当別(JR北海道) 札幌から途切れることなく続いていた街並みも、あいの里公園駅を過ぎて石狩川を渡るところまで来ると、北海道らしい広大な空と大地にかわります。 そして、石狩当別駅が札幌都市圏の北限。 電化区間はひと駅先の北海道医療大学駅まで続…