2010年7月に土砂崩れにより不通になり、そのまま2014年4月1日をもって廃止になった岩泉線。
私は、2009年5月1日に乗車しています。
代替道路の未整備を理由に国鉄時代の特定地方交通線の廃止対象から免れたものの、山の中の鉄路は超閑散路線であることには変わりはありません。この当時の運転本数は3往復程度だったと思います。
私は、2009年5月1日に乗車しています。
代替道路の未整備を理由に国鉄時代の特定地方交通線の廃止対象から免れたものの、山の中の鉄路は超閑散路線であることには変わりはありません。この当時の運転本数は3往復程度だったと思います。
駅には人の気配がありません。時を刻むことを止めた、よどんだ空気を感じます。
年季の入った「DISCOVER→JAPAN」がとても悲しげです。
年季の入った「DISCOVER→JAPAN」がとても悲しげです。
岩泉線は当初小本線として建設がすすめられました。その名前の通り茂市から岩泉を経由して現在の三陸鉄道小本駅につながるはずでした。
すすめられた建設工事の名残が岩泉駅から長く延びた線路に見ることができます。
すすめられた建設工事の名残が岩泉駅から長く延びた線路に見ることができます。
もう少し、駅周辺を散策してみます。
小本川を渡って、岩泉大神宮なる神社へ。
すると、16:33岩泉着の下り列車が樹々の間を駆け抜けていきました。
このわずか1年数か月後、土砂崩れにより運休を余儀なくされた岩泉線、
しかし、鉄道としての運命はそれよりだいぶ前に尽きていたようです。
3往復しかない運転本数。空っぽの車内。そこに輸送の使命を果たす鉄道の姿はありませんでした。
しかし、鉄道としての運命はそれよりだいぶ前に尽きていたようです。
3往復しかない運転本数。空っぽの車内。そこに輸送の使命を果たす鉄道の姿はありませんでした。
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