カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

訪城記 ~土浦城~ 【2018.3.31】

土浦城霞ケ浦に続く平地に築かれた平城です。
二重の水堀に囲まれており、水に浮かぶ姿が亀の甲羅のようにみえるということで亀城という異名を持っています。
現在は、そのものずばり「亀城公園」として本丸と二の丸の一部が整備、公開されており、土浦駅からは歩いて15分ほどで到着します。
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公園の入口の目の前には水堀が広がります。そして、その向こうに見える二重櫓は東櫓です。
東櫓は、1998年に復元されたもの。桜の木が邪魔しているので、櫓の全体像をみることは困難です。
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本丸に向かう前に、公園の東側の入口にある前川口門をみていきましょう。
この門は1862年に建造されたもので、元々は別の曲輪にあったとのことです。
明治になってからはさらに別のところに移築されていたようですが、1981年に今の地へ移築され、保存されることになりました。
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前川口門の両側には二の丸外周部にあった土塁の痕跡もあります。
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先ほどの水堀に沿って本丸に向かいます。
すると、太鼓門が見えてきます。
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本丸搦手の霞門とともに江戸時代からの現存建造物であり、加えて、茨城県内で現存建造物をもつ城郭は土浦城のみとのことですので、この門はとても貴重で価値が高いものです。
小さいながら、とても均整がとれたデザインという印象。中央部の黒い格子がよいアクセントです。
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本丸は思った以上に小ぶりです。
奥に見える櫓は西櫓。1950年に台風の被害により解体されましたが、保存していた部材を用いて1992年に再建されたものです。
東櫓と兄弟のような感じですが、西櫓の方が小ぶりにできています。
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先ほど水堀越しに見た東櫓です。。
公園の西側に隣接する土浦市立博物館の付属施設になっていて、博物館の入場券で中に入ることができます。
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そして、現存建造物の一つである霞門。
門の前は桝形になっていて、東櫓から横矢が掛かるようになっています。
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今日は天気がとても良くて絶好のお花見日和。
今年の春は駆け足でやってきましたので、花盛りは若干過ぎてしまった感じですが
露店が出て、とても賑やかな雰囲気。
みんなが思い思いの春を楽しんでいました。
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