カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

追憶のブルートレイン「北陸」

昔のデジカメのデータをみていたら、懐かしいものを見つけました。


2009年12月30日、夜の金沢駅
写っているのは翌春の廃止が発表されていた寝台特急「北陸」です。

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このころは、「北陸」のほかに急行「能登」も運転されていて、上野~金沢の夜行列車は2往復体制でした。
今なら新幹線で2時間半ほどの距離に、夜行列車が(しかも2往復!)運転されていること自体がとても不思議です。
かつての上野~盛岡とか東京~大阪、大阪~新潟、上野~秋田みたいな数百km離れた都市間はどこも夜行列車の設定があったようです。
もっとも、私が物心つく前の話ですので、歴史の一コマとして「知っている」という以上のものではありません。

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新幹線網の発達とスピードアップ、地方空港の充実など交通体系も大きく変化しましたので、やむを得ないことかと思いつつも、
一方で夜行バスが頻発していることを考えると、夜行の需要そのものが枯渇したわけではないとも思います。
ただ、高くて速い新幹線や飛行機、遅くて安い高速バスと二極化が進んでいるというのが昨今の事情だと思うので、夜行列車というのはどっちつかずの中途半端な存在。
中途半端な存在が許されるような時代ではなくなってしまいました。

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この日はB個室のソロを取っていました。
天井が低く、立つこともままならない独房のような個室ですが、夜行列車で個室ということ自体が破格ですし、そもそもこういう空間が嫌いではありません。
寝転がってしまえば、気になりませんし。

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北陸本線信越本線上越線とひた走り、まだ夜が明ける前の大宮駅に到着。
非日常の空間から見る日常の風景、何だか優越感のようなものを感じます。

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上野駅に到着しました。

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この日は大晦日
夜が明けたばかりのアメ横にはすでに活気が生まれていました。

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