カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

関東鉄道竜ケ崎線

関東鉄道竜ヶ崎線はJR常磐線佐貫駅龍ヶ崎市の中心部を結ぶ4.5kmの短い鉄道路線です。
全線単線で行き違い設備を持たないため、ひとつの列車が行ったり来たりしています。
大規模な観光地もなく生活に密着した鉄道であり、鉄道雑誌にも取り上げられることが少ないので、関東鉄道という大きな鉄道会社の路線であるにもかかわらずあまり知られていないような気がします。

私自身もこの路線には全く縁がなく、幻のような存在のように感じていました。
常磐線の車窓からは駅や線路の存在がわかりにくく、停まっている車両も良く見えないことが理由かと思います。


時は3月31日、土浦城に桜を見に行った帰りに一念発起して寄り道してみました。
佐貫駅で降りると、目の前には竜ヶ崎線乗換の看板。しかし、乗換の通路はマンションの裏口のような感じです。

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ホームは1面1線の最低限。一応2両編成に対応しているみたいです。
停まっていた車両はキハ532形の単行。1982年竣工の車両ですが、下回りは国鉄キハ20系のものを流用しているとのことです。

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11時55分、エンジンが唸りを上げ、重い車体を引きずるようにゆっくりと発車しました。
左へ急カーブが続き、進路を東へ向けていきます。

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新興住宅地の中を進みます。

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やがて、家はまばらになり田園地帯に変わりました。

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唯一の中間駅である入地駅に到着。

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再び田園地帯を進みます。
基本的に直線が多いですが、時折現れるカーブはけっこう急です。

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龍ヶ崎の街が近づいてきました。
駅に入る前に車庫の線路を右に分けます。

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終点の竜ヶ崎駅は1面1線。古き良き日本の駅というか、懐かしい感じが残っています。

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日中は30分ごとの運転。思ったより運転本数が少ないですね。

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どことなく昭和を感じる駅前の風景。
タクシーの営業所がとてもシブくてよい感じです。

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駅のすぐ横にある車庫にはキハ2000形が留置されています。
普段は2001と2002の2両がいるみたいですが、この日は2001しかいませんでした。
春休み期間中は終日単行での運転ですので、予備車含め2両で足りることになります。
車庫には日常の整備で必要な最低限の設備は整っていますが、大規模な検査は無理。
道路から直接入ってこられるようになっていますので、検査などに伴う車両の出し入れはトラックで行っているみたいです。

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佐貫駅まで戻りました。
常磐線の上り列車との接続は良好。すぐに来た特別快速で家に戻りました。

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