12月31日の話、もう少し続きます。
約30分の乗り換え時間ののち、湯の山線に乗車しました。
雨が降ったり晴れたり、天気が目まぐるしく変化して、湯の山温泉に到着した時にはそこそこの雨になっていました。
突如晴れて虹が。しかもダブルレインボーです。
幸運の徴とのことで、バスを待っていた外国人観光客も歓声をあげています。
近鉄四日市まで戻って、名古屋線の準急に乗り換え。近鉄富田で下車しました。
次の三岐鉄道は12:02発です。
近鉄名古屋線の横をゆっくりと進み、JR富田駅からきた貨物線と合流します。
余談ですが、旅客列車も1985年までは国鉄富田駅に発着していました。ただ、旅客輸送は近鉄が圧倒的に便利です。三岐鉄道も1970年に近鉄富田駅に接続する近鉄連絡線を建設し、1985年以降はすべての旅客列車を近鉄富田駅発着にしました。
三岐鉄道は昔ながらの貨物輸送が健在です。
また、長大な貨物列車を想定して、各駅の有効長がとても長くなっています。
丹生川には貨物鉄道博物館があります。開館日が限られているので、訪問するのは至難の業かと。
東藤原は太平洋セメント藤原工場に取り込まれたかのような独特な雰囲気です。
多数の側線に貨車が止まり、工場内に線路が延びています。
今でもこういう設備が現役で稼働しているということに、妙な感動を覚えます。
一転して、終点の西藤原は閑静な住宅街の駅、という感じです。
蒸気機関車を模した駅舎がユニークというか、なんというか。
折り返しに乗車し、伊勢治田で下車しました。
ここから北勢線の阿下喜まで歩きます。
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