カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

北海道新幹線

つい最近、東北新幹線が全通したばかりですが
既に、北海道新幹線の工事がかなり進んでいるようです。

 

8月11日、東室蘭からスーパー北斗に乗って渡島大野駅を通過すると
駅自体の工事は始まっていないものの、少しはなれたところには高架橋の橋脚が立ち上がっているのが見て取れました。

 

函館駅前に降り立つと、あちらこちらに「2015年北海道新幹線新函館開業」の文字が。
JR北海道にとって浮沈がかかっているのは当然ながら、北海道全体にとっても影響が大きいことですから
待ちわびる気持ち、期待は痛いほど分かります。
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でも、
並行在来線の問題、青函トンネルを共用する貨物列車の問題、
新函館開業時点では距離も短いですし、運転本数も少ないでしょうから何とかなる気もしますが
正面から向き合い、解決しなければいけない問題です。
今は、それを先送りにしているとしか思えないのですが・・・

 

函館を観光した後、スーパー白鳥新青森に向かいました。
途中木古内周辺では、重機が連なり高架橋が立ち上がっている様子が観察できました。
工事の最盛期っていう感じです。
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共用区間に入ると、大部分で3線化が完了している感じです。
知内、津軽今別とも、待避線や駅部の工事は殆ど進んでいない状態ですが、
おそらく、営業しながら工事しなければならない共用区間の工事を先行させているのでしょう。
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北海道は、極端な札幌への一極集中型の経済構造ですが
新幹線という大量輸送機関により東京とダイレクトに繋がることによりこんどは東京への一極集中の構造になる気がします。
所謂ストロー現象っていうやつです。
だからといって、今より便利になることを否定する意味は全くありませんので、
便利になったことをどう活かしていくかという知恵が求められている気がします。

 

2015年まであと4年です。
そのころには、E5系E6系とも相当数が揃っているでしょうから今よりさらに強力になった状態で、新函館開業を迎えられそうです。
願わくば、最高速度260km/hに押さえている整備新幹線としての開業部分(盛岡以北)についても300km/hを超える速度にUPしていただきたいと思います。
JR北海道も独自の新幹線車両を開発するようですし、新函館開業に合わせて、スーパー北斗の車両も次世代が開発、投入されるという話もあるみたいなので、今から楽しみですね。
 
 
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