数的優位の中での逆転負けというショッキングな出来事から6日。
個人的には仙台戦は再び立ち上がるために結果が欲しい試合でした。
結果は、2-0で勝利。不満はないはずなのですが、何故勝てたのかわからないくらいに内容はイマイチだったと思います。
まず、判断のスピードが遅い。ボールを受けてからのちょっとした時間で寄せられてロストというシーンが目立ちました。
そして運動量が少ない。スペースへのパスがほとんどなく、足下ばかり。しかも待って受けようとするので、狙われてました。
結果的に中盤で時間が作れず、すぐにロストしてしまうので、落ち着かない時間が90分続きました。
チーム全体の状態(フィジカルなのかメンタルなのかはわかりませんが)が落ちて来ているのを感じます。小森や日高にらしくないミスが目立ったのも、コンディションの問題でしょう。
逆に仙台からみれば、勝てた試合を落としたという感覚かもしれません。サイドを自由にさせないなど、対策がハマっていただけになおさらでしょう。
ただ、綺麗に崩そうとしていたのか、ミドルシュートがなく、強引さに欠けた感じが結果的にジェフに利することになったかもしれません。エリア内に集中すれば良いと割り切れた分、守りやすくなっていたような気がします。
悪いなりに結果を拾うというのが強いチームの条件だとすれば、ひとつ関門をクリアしたと言えるかもしれません。
ただ、この状態が続くならまた足下を掬われてしまいます。
早くコンディションを戻して欲しい。それまでは苦しみながら凌ぐしかないですかね。
2024.4.27 J2リーグ第12節
ベガルタ仙台 0-2 ジェフユナイテッド千葉(ユアテックスタジアム仙台)
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