カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

台湾の話 ②ダイヤグラム編

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台北駅の構内にある鉄道グッズを売っているお店で購入しました。
『台湾鉄道旅客列車運行図』なる時刻表。
中を開いてみると・・・ダイヤグラムでした・・・

ま、2008年11月21日改正と書いてある古本ですし、
これはこれで面白いから不満はありません。
(表紙に日本語で「台湾鉄道ダイヤ図」と書いてある時点で気付けよっていう感じですが)

ダイヤグラムを見ていると、スジがぶつかってしまっているところが散見されます。
これがかの「双単線」でしょうか?
もっとも、省略されている駅も多いので、駅で退避している可能性もありますが・・・
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双単線というと、日本では湖西線がまず思い浮かびます。
あと、異常時対応のときの桜島線とか・・・関門トンネルは今でも運用しているのでしょうか?
日本ではそれほど採用例が多くありません。
恐らく、列車性能が均質で速度差があまりないこと、列車本数が多いことが原因かと思います。
そういう意味では、台湾はよくこの双単線方式を使いこなしてるなと感心します。

個人的には、北海道新幹線青函トンネル部を双単線にしてはどうかと思います。
貨物列車と新幹線の速度差が大きく、また、新幹線はせいぜい片道1本/hでしょうから、運転本数としても多くないです。
日本の運行管理の技術をもってすれば難しいことではないでしょう。
でも・・・
300km/h以上で対向する列車が同じ線路を共有するというのは、万が一のときを考えるとちょっと怖いです。
電車は急にはとまれないですから・・・
やっぱり普通の複線方式の方が安全、安心でしょうか?

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