カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

訪城記 ~和田山城~ 【2023.8.11】

敦賀に宿泊して、8月11日です。

2024年春の北陸新幹線敦賀延伸を控えた敦賀駅。この景色も大きく変化してしまうのでしょうね。

 

6:30発の福井行きでスタートです。

 

金沢行きに乗り継いで、能美根上駅で下車しました。

 

 

9:22発の「のみバス」観光ルートに乗車。能美ふるさとミュージアムで下車しました。

 

博物館の背後は、独立した丘陵になっており、山全体が史跡公園になっています。

メインは和田山古墳群です。

いずれも直径が10m弱。同じような大きさの古墳が山の稜線に沿って一列に並んでいます。

 

 

そして、丘陵の南端部に和田山城があります。

全山を城郭化することはできなかったみたいで、城域は丘陵の1/4ほどにとどまっています。

 

古墳を利用した櫓台を正面に、巨大な横堀で稜線を遮断しています。

 

その横堀により通路は限定され、櫓台からの横矢にさらされながら、狭い道を進むことになります。

 

虎口は、二の丸と本丸の間につくられています。

 

先ほどの櫓台の上から。横堀の対岸に続く虎口への通路を完全に掌握できる位置です。

 

本丸への通路も正面の空堀により通路が限定されています。

先ほどの虎口と合わせて、とても技巧的な縄張という印象。

 

本丸。

 

二の丸側は土塁で囲まれており、城に迫る敵兵の動きをすべて把握することができます。

防衛の中心として弓や鉄砲があつめられ、火点として機能したものと思います。

 

本丸の中心には古墳を利用した物見台があります。
近世城郭風に言えば、独立式天守台という感じでしょうか?

 

加賀平野が一望の下に。このままでも眺望は十分ですが、櫓を立てればもっと遠くまで見えそう。


城の西側斜面は腰曲輪。

 

 

ふるさと交流センターまで歩いて、のみバスに乗車しました。

 

 

 

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