「ふらいんぐうぃっち」という漫画、アニメをご存じでしょうか?
石塚千尋作。「別冊少年マガジン」に連載されていて、2016年にアニメ化されました。
私の場合、今年のGWまでYoutubeに公開されていたものを、引きこもり期間中に見てハマりました。
まず魅かれたのは映像の美しさ。さらに、魔女が出てくるにもかかわらず、戦闘シーンもなければ悪い人も出てこないという日常系。
その後、原作も全巻購入しましたが、アニメとたがわない世界観にさらにハマってしまいました。
弘前に来るのは4回目。これまでは、弘前城と桜が目的でしたが今回は、聖地巡礼という新たな目的が加わりました。
もともと、弘前は大好きな街なので、新たな目的を与えてくれた「ふらいんぐうぃっち」に感謝です。
アニメは、主人公の木幡真琴が弘前駅に到着するところから始まります。
まずは弘前駅の風景から。
13:45発の相馬支所行きのバスに乗りますが、少し時間があるので、近くにある虹のマートへ。
コミック7巻に登場した場所。撮影した角度はアレですが、コミックに書かれている建物そのままです。撮影は遠慮しましたが、建物の中も雰囲気そのままです。
バスに揺られること25分、下湯口で下車します。
すると、目の前に見慣れた景色が広がりました。
アニメのOPで、真琴がキョロキョロしていた三差路。
アニメ5話で犬に追いかけられたのはこの辺でしたよね。
神明宮。通称カラスストーム神社。
人はいませんが、車は頻繁に通ります。
ここで焚火していたらすぐにばれると思います。
神社のすぐ裏には、雨シミが顔に見える雨戸があった建物。アニメ5話に登場しました。
これもまた、アニメの中でよく出てきた三差路。
神明宮から南へ5分ほど歩いたところにあります。
とちないばし。たしか、犬に追いかけられて来たのがこの橋でした。
その先の交差点に、おかしなおかしを買いに来たコンビニ。
この先もいろいろありますが、いったん戻ります。
再び、下湯口バス停付近。
アニメを見返したら、左の貨車廃車体と右の理髪店も登場していました。第5話で倉本千夏が家に走って帰るシーンです。
バス停を通り過ぎて5分ほど行くと、ばっけ(ふきのとう)を採った空き地があります。
その向こうの倉庫のようなところは、コミック7巻でマンタのような「擬態生物君」を見つけたところ。
初めて来たのに、どこかで見た景色が広がる―――
現実と虚構が入り混じって、その境界線上をフワフワと行ったり来たりする感覚が不思議で、飽きることがありません。
おそらく、こういう感覚が聖地巡礼の醍醐味なのでしょう。ようやく少しつかめてきました。
細かくコミックとアニメを拾えば、ほかにもスポットはいくつもありますが、ライトなファンにとってはこれで十分です。
弘前市街にもどります。
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