堀越城を見た後、バスで5分ほどの中央石川というバス停で下車しました。
街道から路地に入り5分ほど、弘南鉄道の石川駅に到着しました。
とても趣のある駅です。
古くて小さいながらも個性的な駅舎は、建築当時の心意気と勢いが感じられてとても好ましい。
狭いホームと上屋。
交換駅としての機能はまだ維持されています。
快速列車が走っていた時代もあったのですね。
9:40発の中央弘前行が来ました。
元東急の7000系です。東急時代から数えるとすでに車齢は50年を超え、だいぶ疲れが見えてきています。
車内はねぷた仕様。新型コロナウィルスの影響で中止になってしまいましたので、この飾りつけもどこか悲し気です。
中央弘前に到着しました。
そして、設備も車両も老朽化が進み、早晩大規模な手入れが必要になるのは間違いないことや、
1時間に1本という運転本数を考えると、廃止のうわさは現実になる可能性が高いと思います。
沿線に多数の学校があるので、通学需要の代替策を考えるのは少々骨かもしれませんが、
いずれにしても、民間会社が維持、運営していくことができる程度を超えてしまっているのは間違いありません。
あとは、国や地方自治体との調整次第かと。とても悲しいことですが。
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