カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

訪城記 ~山科本願寺~ 【2017.9.30】

9月30日、西京極に向かう前の話です。

夜行バスで、6時過ぎに山科駅に降り立った私。地下鉄東西線で1駅、東野駅で下車しました。
地上に上がると目の前は国道1号線東海道新幹線

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国道1号線から北に折れて山科中央公園に向かいますが、その途中で「蓮如上人御廟所」に寄り道。
本願寺中興の祖と言われる蓮如が眠っており、現在は東西両本願寺が共同で護持しているとのこと。

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廟所の敷地の入り口付近で、頭をたれ祈り続ける老人を見ました。
信じる心というのは人間の中でもっとも尊いもののひとつだと思います。


廟所を回り込むと、目の前にグラウンドが現れました。山科中央公園です。
その向こうに大きな木立が見えますが、これが国指定史跡になっている山科本願寺の土塁の遺構です。

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近づいてみるとその巨大さがよくわかります。
高さは5m以上あります。

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上に登ってみました。

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土塁の横には堀跡と思しき窪地もあります。

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山科本願寺は、蓮如により1483年に建立された寺院です。寺院ですが周囲を土塁と堀で囲み、城のような構えになっていました。
現在は山科中央公園の土塁跡と現在は光照寺という寺院になっている蓮如の隠居所であった南殿跡が国指定史跡になっています。
公園のすぐ横の団地に看板がありました。先にこの看板を見ておく方がわかりやすいですね。

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団地を回り込むように住宅街を歩きます。
すると、家の隙間から怪しい木立が。

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蓮如が没した地に建つという西宗寺に突き当たって左に曲がります。

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すると先ほどの木立、土塁の遺構にたどり着きました。
山科中央公園ほどではないにしろ、巨大な土塁です。
私有地になっているようで、周囲はフェンスで囲まれ入ることはできません。

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さらに南側にも土塁跡が続きます。
こちらも入ることはできません。

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もっと南の方にも土塁跡があるらしいですが、場所が特定できなかったのでここで引き返すことにしました。
住宅街を抜けて、再びの山科中央公園。

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最後に東本願寺山科別院長福寺と西本願寺本願寺山科別院に寄り道しました。
どちらもとても規模が大きくて、雰囲気の良い寺院です。

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朝なので人通りは少なく、しかも天気が良くさわやかな陽気でしたので、2時間足らずの散策でしたが、とても清々しい気持ちになりました。
このあとは、地下鉄東西線にのって二条城を目指します。



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