カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

訪城記 ~二条城~ 【2017.9.30】  1/2

山科本願寺の跡をうろうろした後、東野駅から地下鉄東西線に乗車。
二条城には8時半過ぎに到着しました。
地上に出ると、目の前にはガイドブック等に必ず掲載されるおなじみの景色が広がりました。

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入城は東大手門からとなります。
しかし、有名観光地の割には人が少なく、閑散としています。
開門前でした。

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開門まで時間があるので、外堀沿いに一周してみます。
北東の隅を曲がって、北大手門。東大手門より若干小ぶりで装飾が少なく武骨な印象ですが、基本的な意匠はよく似ています。

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北西の隅を曲がると東門。堀を渡る橋が失われています。

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西南隅櫓は東南隅櫓と並ぶ現存する隅櫓の一つで国指定重要文化財です。
若干小ぶりな感じですが、その分軽快な感じもします。
東南隅櫓と比べてあまり知られていないように思います。メインのコースから外れていますので仕方ないところでしょうか。

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南門は大正天皇行幸に合わせて作られた新しい建造物です。
その時には城内にも様々な建物が作られたらしいですが、現存するのは南門のみです。
江戸時代の建物と比較すると、良くも悪くも重厚さに欠ける感じがします。私はあまり好きではありません。

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一周して戻ってきました。時間にして30分ほどです。
すると、先ほどとは打って変わって人であふれかえっていました。開門時間は8時45分とのこと。

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国宝二の丸御殿に行く前に寄り道です。
東大手門修復完成記念ということで、東大手門の内部が公開されていました。別料金300円は少し高い気がしますが、貴重な機会なので入ってみました。

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内部はこんな感じです。

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東南隅櫓の内部も公開されていたみたいです。自分は素通りしてしまいました。

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目線を右に移せば、豪華絢爛な唐門、その両側に続く格式高い築地塀。いずれも重要文化財に指定されています。

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そしてその先には国宝二の丸御殿です。
内部は撮影禁止なので、画像はありません。外国人と修学旅行生が多く、内部は渋滞していました。
余談ですが、二の丸御殿の床は鴬張りになっていて歩くたびにキュッキュッと音が鳴りますが、御殿内の説明版によると経年変化によるもので狙ったものではない、とのことです。侵入者を察知するためとかいろいろ説明されてきていたと思いますが、今までの説明は何だったのでしょうか!?

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特別名勝に指定されている二の丸庭園を抜けて本丸に向かいます。

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内堀の向こうに本丸櫓門。櫓門ですが窓がなくノッペリとした不思議な意匠ですが、
これは二の丸御殿と本丸御殿を結ぶ廊下が接続されていた名残です。内堀に架かる橋は廊下橋になっていたことになります。
廊下橋は明治時代に撤去されてしまいましたが、多くの部材は土蔵にのこされているとのことです。
復元していただければ、と思うのですが難しいのでしょうか?国指定史跡で重要文化財でおまけに世界遺産ですからいろいろ制約があって難しいとは思いますが、検討していただきたいと思います。

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≪もう少しだけ続きます≫



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