篠山口駅に戻って、12:31発の福知山行きに乗車。
柏原で下車しました。
丹波の山間にある柏原は、柏原藩2万石の城下町。
1695年に入封した織田家は城持ち格ではなかったため、街の東側の山のふもとに陣屋が築かれました。
駅から北へ5分ほどの石田大歳神社には、陣屋の大手門前にあったという太鼓櫓が残ります。
柏原の市街地は道が狭く入り組んでおり、古の雰囲気がよく残ります。
かつての賑わいを偲ばせる洋館も見ることができました。
長屋門は1714年に建造されたという、陣屋創建時から残る唯一の建造物です。国指定重要文化財。
門をくぐると、御殿。1818年に焼失後1820年に再建された2代目にあたります。
明治維新後解体され、現在は表向の1/5がのこっています。
御殿に入るためには、長屋門の向かいにある歴史民俗資料館でチケットを購入する必要があります。
御殿内は観光客の姿もなく無人で、雨戸が締め切られて真っ暗。
センサーで照明がつくものの、薄気味悪く、素早く撤退してしまいました。
柏原駅に戻って、15:04発の列車に乗車。
福知山、綾部、東舞鶴と乗り継ぎました。
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