カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

豊後森駅と扇形機関庫

GWの話がもう少し続きます。


みどり(リレーかもめ)2号を鳥栖で下車。8:15発のゆふ1号に乗り換えました。
5両編成の車内はほぼ満席。
JR四国から購入したキハ185系は、すでに車齢30年を超え、リニューアルはされているものの、古さと疲れは隠せません。

 

豊後森で下車。

 


蒸気機関車の時代、豊後森には豊後森機関区がおかれていました。

久留米から徐々に標高を上げてきた久大本線は、豊後森から本格的な峠越えになります。

由布院の手前まで25‰前後の勾配が続く難所への備えとして、1934年の久大本線全通と同時に開設。

久大本線だけではなく、隣駅の恵良から分岐していた宮原線も担当し、21両もの蒸気機関車が所属した巨大な機関区でした。

 

その名残が駅構内に。13線もある巨大な扇形機関庫と転車台です。

2012年、登録有形文化財に登録されました。

 

転車台の前には、9600形蒸気機関車が保存されています。
2015年に福岡県志免町から譲渡されたもので、屋外展示ながら状態は良好です。

 

機関庫周辺は「豊後森機関庫公園」として整備されています。



公園前の踏切から駅を望みます。当時の構内の広さが実感できるでしょうか?

 

上り列車が踏切を通過していきました。

 

 

 

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