カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

加悦SL広場

12月29日、13時前に到着した京都丹後鉄道与謝野駅は曇天の下、雪が舞ったり止んだり。

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駅舎内にある丹後山田駅資料室で時間を潰します。
国鉄時代は丹後山田駅北近畿タンゴ鉄道になって野田川駅、そして、京都丹後鉄道に移管されるとともに与謝野駅…駅名の変遷はなかなか複雑です。

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14:26発の丹海バスに乗車。SL広場西で下車しました。

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廃線跡を利用したサイクリングロードの橋を左手に歩くこと5分ほどで、大江山鉱山駅跡に到着。
1985年に廃止された加悦鉄道の終点加悦駅からさらに伸びていた専用鉄道の終点。大江山鉱山はニッケル鉱石を採掘していました。

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そして、この駅跡にあるのが加悦SL広場。
入口の建物は加悦駅の駅舎を模して建てられたものです。
余談ですが、本物の駅舎は加悦駅跡に現存していて、資料館になっているようです。

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400円を払って入場。
すると目の前に鎮座するのは、2号蒸気機関車。一応国指定重要文化財です。
展示車両の中で唯一覆屋がついており、一番大事にされているみたい。

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それにしても、この博物館の展示車両は非常にバラエティー豊か。言い方を変えれば雑多です。
でもそれが面白い。
加悦鉄道に関係ないものも多いです。一両ずつ載せていくとキリがないので、画像のみです。
個々の解説はホームページを見てください。

まずは蒸気機関車

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古典客車の数々。いわゆる旧国鉄の旧客よりもっと古い明治時代や大正時代に生まれた車両たちです。

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車内に入れるものが多いのもうれしいです。

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気動車。加悦鉄道で使用されていたものがほとんどで、特にキハ08は加悦鉄道っていえばコレという感じで、この博物館のアイドル的存在だと思います(個人的に)。

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ディーゼル機関車や事業用車両たち。

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珍しいところでは、投炭練習機なんてものもあります。

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これらの保存車両は、加悦鐵道保存会というNPO法人が管理、整備しているとのことです。
展示車両を見ると、定期的に補修、整備がされていることがわかりますし、一部の車両は動態復元、保存しているとのことで、その努力には頭が下がります。
しかし、屋根のないところでの保存のため、傷みが早いのも事実。実際、補修や整備が追い付いていないと思われるところもあります。

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1時間強の滞在ののち、バスで与謝野駅に戻りました。
サイクリングロードになっている廃線跡、加悦駅跡にある資料館、大江山鉱山跡の遺構(煙突が残っているみたいです)など、見逃したところも多いですので、再訪を期したいと思います。

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