カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

訪城記 ~秋月城~ 【2018.8.11】

8月11日、鳥栖を6;40に出る快速博多行きに乗車。
基山で甘木鉄道に乗り換えます。

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7:34に甘木駅に到着しました。

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7:47発、甘木観光の路線バスで、秋月を目指します。

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秋月到着は8時過ぎ。
古い街並みの中を城跡に向かって続く坂道をだらだら登っていきます。
途中、道がクランク状になっていました。当時は桝形として機能しており、現在田んぼになっている石垣の上には武家屋敷が並んでいました。

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城跡前の桜並木に到着。満開の季節に来れば最高でしょう。人混みも最高だと思いますが。

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やがて、城跡の北西隅の櫓台に到着。
城下町を見下ろす高台にあり、東と南に山を背負う縄張の秋月城にとって、この櫓台が防御の急所です。

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秋月城の正門にあたる瓦坂です。土砂の流出を防ぐため、瓦を縦に敷き詰めてあります。
正門といいつつ、城内への入口は石垣でふさがっていますが、これは後年のもの。
よく見ると、新たに石垣を築いて入口をふさいでいるのがわかります。

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現在城跡にある秋月中学校の正門前を過ぎると、秋月城で一番有名な風景が現れます。
パンフレット等でも必ず登場する長屋門です。
坂の両側の樹々はカエデです。紅葉のシーズンも最高でしょう。人混みも最高だと思いますが。

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南側には櫓台のような張り出しを伴っています。

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さらに城内から。

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城域の南の外れにある、垂裕神社にも行ってみます。
この神社の入口にある黒門は秋月城の正門だったものを移築してきたものです。正門というのは先ほどの瓦坂の奥、石垣でふさがれていたところです。

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本殿は城内を見下ろす高台にあります。ここに神社が作られたのは、比較的最近のことらしいのですが、藩政時代にも何かしらの物見の施設などがあってもよさそうです。実際のところどうだったのでしょうか?

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神社のある高台から降りてくると、そこは秋月中学校の奥にある高台。
ここには、戦争の犠牲者を祀る慰霊塔があります。(城跡にはこういう施設が多いですね)
このあたりには奥御殿という御殿が建っていたようです。

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さらに慰霊塔の後ろに続く細い道。
低い土塁のようなものがあって、道がクランクになっています。
もしかして搦手口かな、っと思ったのですが、よくわかりません。
ちなみに下の写真は城の外から撮影したもの。道はこの先行き止まりになるみたいですが、一応その向こうには古処山城跡があります。

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城跡をぐるぐるして1時間強。良い時間になったので、秋月博物館にも寄っていきましょう。

秋月博物館は、元々このあたりにあった秋月郷土館を移転、発展させた博物館。去年の10月に開館したとのことですので、できたてホヤホヤです。
館内には、ここを治めた黒田家のことや、島原の乱秋月の乱などについての展示があります。福岡藩から分知された5万石という小さな藩ですが、歴史の要所々々で存在感を発揮します。


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小一時間の見学ののち、博物館前10:21発のバスで甘木に戻りました。
西鉄甘木駅11:02発の電車に乗車。

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宮の陣、西鉄二日市と乗り継いで、太宰府へ。
天満宮に参拝する人たちの列を尻目に、九州国立博物館に向かいます。
ガラス張りの巨大な建物。交流を大きなテーマとした展示は丁寧で整理されておりとても楽しめました。

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このあとは、太宰府線の列車で西鉄二日市、JR二日市駅まで歩いて鹿児島本線の下り列車に乗車。
ベアスタのある鳥栖に向かいました。



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