先日のブログの通り熊本城の外側を一周して、1時間強で交通センターに戻ってきました。
思ったより見ることができるところが少なかったので、想定より時間がかかりませんでした。
思ったより見ることができるところが少なかったので、想定より時間がかかりませんでした。
西鉄柳川駅で下車しました。
熊本であれやこれやと思案していた時に、旧国鉄佐賀線の筑後川橋梁を思い出しました。
調べてみると(今のスマホは便利ですね)、西鉄柳川駅からバスで大川橋というところまで行って、歩いて10分ほどとのこと。バスも30分おきに走っているみたいで、利便性も悪くありません。
調べてみると(今のスマホは便利ですね)、西鉄柳川駅からバスで大川橋というところまで行って、歩いて10分ほどとのこと。バスも30分おきに走っているみたいで、利便性も悪くありません。
西鉄柳川駅に降り立ったのは3時過ぎ。次のバスまで20分ほどあります。
その間にスマホで調べていると、佐賀線の筑後柳河駅跡が公園になっていることがわかりました。
(繰り返しますが、スマホは便利です)
駅前の観光案内図を見ると、歩いていくには距離がありますが、乗車するバスの通り道にあるので、途中のバス停で降りれば訪問できそうです。
バスは30分に1本走っていますので、1本落としても問題はありません。
その間にスマホで調べていると、佐賀線の筑後柳河駅跡が公園になっていることがわかりました。
(繰り返しますが、スマホは便利です)
駅前の観光案内図を見ると、歩いていくには距離がありますが、乗車するバスの通り道にあるので、途中のバス停で降りれば訪問できそうです。
バスは30分に1本走っていますので、1本落としても問題はありません。
なお、この時点で私は重大なミスを犯しています。しかし、当の本人は知る由もありません。
西鉄柳川駅15:28発のバスは、梁川保加町を過ぎました。
次のバス停だ、と身構えましたが、停まる気配がありません。駅跡の公園を横目にぐんぐん加速していきます。
流石に慌てだしたところで停車。結局数百m行き過ぎていました。
次のバス停だ、と身構えましたが、停まる気配がありません。駅跡の公園を横目にぐんぐん加速していきます。
流石に慌てだしたところで停車。結局数百m行き過ぎていました。
バスで走ってきた道を戻ります。次のバスまで30分しかないので早足で行きます。
でも、廃線跡を横目に歩くのはなかなか楽しい。
用水路を跨いでいた鉄橋の橋台、長く続く盛土、線路をまたいでいた跨線橋…遺構がよくわかります。
でも、廃線跡を横目に歩くのはなかなか楽しい。
用水路を跨いでいた鉄橋の橋台、長く続く盛土、線路をまたいでいた跨線橋…遺構がよくわかります。
でも、公園は期待外れでした。看板以外それらしきものはありません。
長細い敷地のみが往時の姿をとどめています。
長細い敷地のみが往時の姿をとどめています。
肝心の梁川保加町のバス停は、公園の入口のすぐそばにありました。
20分ほど走って大川橋のバス停で下車しました。
川に沿った道を南の方に歩いていきます。
途中、堤防に登ってみると、鉄橋の姿を拝むことができました。
途中、堤防に登ってみると、鉄橋の姿を拝むことができました。
さらに南下すると、筑後川橋梁の袂にあった筑後若津駅跡に造られた筑後川昇開橋展望公園に到着。
橋を見に行く前に、公園から延びる廃線跡へ。現在は遊歩道になっています。
鉄道独特のカーブが廃線跡であることを教えてくれます。
橋を見に行く前に、公園から延びる廃線跡へ。現在は遊歩道になっています。
鉄道独特のカーブが廃線跡であることを教えてくれます。
でも、鉄橋との高低差が不自然。公園を整備するときに盛土をごっそり撤去してしまったみたいです。
佐賀線は瀬高駅と佐賀駅を結んでいた24.1kmの国鉄路線。
熊本方面と佐賀、長崎方面を短絡する路線として機能していました。
先ほど乗車してきたバスも走っている道路橋(大川橋)が建設されたことにより利用客が減少、第2次特定地方交通線に指定され1987年に廃止されてしまいました。
しかし、「橋桁の一部が垂直方向に上下する昇開橋として日本に現存する最古(Wikipedia)」である筑後川橋梁だけは廃線後も保存され、歩道橋として活用されてきました。現在は重要文化財、機械遺産に指定されています。
熊本方面と佐賀、長崎方面を短絡する路線として機能していました。
先ほど乗車してきたバスも走っている道路橋(大川橋)が建設されたことにより利用客が減少、第2次特定地方交通線に指定され1987年に廃止されてしまいました。
しかし、「橋桁の一部が垂直方向に上下する昇開橋として日本に現存する最古(Wikipedia)」である筑後川橋梁だけは廃線後も保存され、歩道橋として活用されてきました。現在は重要文化財、機械遺産に指定されています。
その、橋の上を歩いていきます。
独特の上に延びるトラス、とても機能的で美しいです。
独特の上に延びるトラス、とても機能的で美しいです。
写真を撮りながら歩いていると、ゆっくりとですが、カウンターウェイトが動いていることに気が付きました。
もしかしてこの橋、まだ動くの?
丁度橋の中ほどにある操作室から係員の人が出てきました。
「ごめんね、今日はもう終わりなんだ」
「あと20分早く来れば渡れたんだけどね。なんで来なかったの?」
もしかしてこの橋、まだ動くの?
丁度橋の中ほどにある操作室から係員の人が出てきました。
「ごめんね、今日はもう終わりなんだ」
「あと20分早く来れば渡れたんだけどね。なんで来なかったの?」
先ほどの堤防から見た鉄橋の写真。見返してみると…橋桁が下りてる!!
係員の人曰く、
「毎朝7時半ころにメンテナンスで上下させるから、このあたりに泊まればみられるよ」
とはいっても、急にそれができるわけもなく・・・
癪なので、写真を撮りまくってきました。
「毎朝7時半ころにメンテナンスで上下させるから、このあたりに泊まればみられるよ」
とはいっても、急にそれができるわけもなく・・・
癪なので、写真を撮りまくってきました。
バス停に戻って17:30くらいに来たバスに乗車。渋滞していて10分くらい遅れていたようです。
大川橋の上から見る昇開橋、再訪は叶うでしょうか?
大川橋の上から見る昇開橋、再訪は叶うでしょうか?
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