葛西(東京地下鉄)
東西線は東陽町~西船橋で快速運転を行っています。この快速運転は計画段階でよく練られており、例えば、原木中山と葛西の2駅は相対式2面ながらその間に通過線を持つ、新幹線によくある配線で建設されました。
当時としては珍しいこの快速運転は、総武線のバイパスとしての機能を強化することと、計画されていた営団勝田台線(現東葉高速)を見越していたものと思います。
当時としては珍しいこの快速運転は、総武線のバイパスとしての機能を強化することと、計画されていた営団勝田台線(現東葉高速)を見越していたものと思います。
しかし、東西線の混雑は日を追うごとに激しくなり、それは当初の思惑を大きく超えてしまったようです。最近では他路線の輸送改善が進んだこともあって、混雑率ワースト1の常連になってしまいました。
東京メトロや行政も手をこまねいているわけではなく、南砂町駅の改良などハード面の対策とか「時差Biz」なる時差通勤の奨励といったソフト面の対策までやれることは何でもやろう、という姿勢を感じることはできます。
とはいっても、この葛西駅も、快速通過駅ながら1日10万人を超える乗降客数があるということからもわかる通り、沿線人口は膨らみ続けているようですし、どの施策も抜本的な対策にはなりえないのは自明の理です。
東京メトロや行政も手をこまねいているわけではなく、南砂町駅の改良などハード面の対策とか「時差Biz」なる時差通勤の奨励といったソフト面の対策までやれることは何でもやろう、という姿勢を感じることはできます。
とはいっても、この葛西駅も、快速通過駅ながら1日10万人を超える乗降客数があるということからもわかる通り、沿線人口は膨らみ続けているようですし、どの施策も抜本的な対策にはなりえないのは自明の理です。
当分はこの状態を甘受せざるを得ないようです。