カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

2018年6月30日 北綾瀬駅の状況について

2014年2月のニュースリリースにて、北綾瀬駅のホームを延伸し、10両編成対応とすることが発表されました。
http://www.tokyometro.jp/news/2014/pdf/metroNews20140228_kitaayase.pdf#page=1
同時に、代々木上原方面への直通運転も表明されました。
綾瀬車両基地への引き込み線を利用して開業し、3両編成の列車が行きかう都会のローカル線が大きく変貌しようとしています。


北綾瀬への列車は綾瀬駅0番ホームから発車します。
発着するのは元東西線05系3両編成。ワンマン運転のため、ホームドアが設置されています。

イメージ 1

イメージ 2


日中も10分間隔という高頻度の運転が行われています。
千代田線本線の日中は5分間隔ですが、綾瀬発着と常磐線直通が交互に運転されています。
綾瀬発着は10分間隔ということになるので、直通運転をするときのダイヤの調整も難しくなさそう。
昔はもっと少なかったように思うのですが、北綾瀬周辺が発展していることの証と見ることもできそうです。

イメージ 3


それを証明するように、北綾瀬から到着した列車からは、100人以上の乗客が降り立ちました。


綾瀬駅を発車。常磐線直通の下り線をくぐり、進路を北に向けます。

イメージ 4


途中、05系3両編成とすれ違い。日中は2編成を運用しているようです。

イメージ 5


3分ほどの乗車で北綾瀬駅に到着。

イメージ 6

イメージ 7


ホーム上から延長部を覗いたもの。かなり工事が進んでいます。

イメージ 8

イメージ 9



改札を出て、駅の南側に向かいます。
線路に隣接する、しょうぶ沼公園からみた工事現場です。
このあたりに新たに改札口が開設されるとのことで、広めの敷地が確保されています。

イメージ 10

イメージ 11


線路の東側に出て、駅の方に戻ります。
こちら側も、線路に沿って足場が組まれています。
相対式2面2線化するという計画ではないと思いますが、何を作っているのでしょうか?

イメージ 12



環七の北側には綾瀬車両基地が広がります。
跨線橋の上から。金網越しに撮ったので、ひどい写真ですがご容赦ください。

イメージ 13


同じ跨線橋から駅の方を見たところ。

イメージ 14


今回の工事によって環七を跨ぐ歩道橋がつくられ、改札口からに直結するようになるみたいです。
環七の北側からのアクセスが飛躍的に向上することになります。

イメージ 15



この工事は2018年度末までに完了するとのことなので、おそらく、2019年3月のダイヤ改正から10両編成での運転が始まることになると思います。
冒頭に書いた通り、日中は10分間隔での運転ですので、都心方面との直通はダイヤ的にそれほど難しくはなさそう。
一方で、ラッシュ時のダイヤが気になります。
朝の上りで見ると、常磐線からの直通が増える一方で、綾瀬始発は7時台で7本,しかも間隔はそろっていません。
現状の北綾瀬支線の運転本数も同等なので、帳尻は合いそうに見えますが、運転間隔という観点で見れば工夫が必要になります。
ましてや、増発ということになった時にはどうするのでしょうか?
常磐線直通を減らすわけにもいきませんし、綾瀬止の列車を増やすにしても、綾瀬駅のホームの容量がひっ迫していて難しそうです。
だからとって、ラッシュ時に3両編成の列車を運転するというのも本末転倒な気がしますし。仮に3両編成で綾瀬駅0番線発着ということで妥協したとしても、今度は1面1線という北綾瀬駅のホーム容量がたたりそうです。
もっとも、駅の奥には綾瀬車両基地という広大な留置線を有していますので、それなりに対応できる、とは思いますが。

東京メトロの発表を期待して待ちたいと思います。




↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。
https://railroad.blogmura.com/img/railroad88_31.gif
にほんブログ村 鉄道ブログへ(文字をクリック) ←クリックはこちら。

blogramランキング参加中! ←クリックはこちら。