カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

ふらいんぐうぃっち 聖地巡礼③ (弘前市街、弘前城)

弘前の中心部に戻ってきました。

 

バス停すぐそばの藤田記念庭園へ。ここの大正浪漫喫茶室は「コンクルシオ」のモデルになった建物です。

思っていたよりも立派。そして綺麗。

本当は、中に入ってゆっくりすればよいのですが、また天気が怪しくなってきたので次に進みます。

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禅林街に来ました。ここは弘前城の外城として機能するよう造られた寺町です。

城下町との境には土塁がつくられ、虎口は桝形のようになっていました。土塁のあったところに立つ消防団の建物、趣があってよいですね。

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単行本9巻に登場した禅林街。ごはんを配った場所は特定できませんでした。

(事前にしっかり調べてくればよかったのですが…)

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最奥にある長勝寺は、立派な三門など、寺内の建物の多くが重要文化財

三門に祀られているのが「侍 いと怖し・・・」の仁王様でしょうか?

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ようやく弘前城に到着。まずは追手門です。

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追手門を入ったところ。桜の季節であれば、ピンクのトンネルになるはずですが、今は夏。脳内で補完しましょう。

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下乗橋から見る天守弘前城随一の風景ですが、天守は曳家で本丸内に移動し、石垣も崩されているのでイマイチ映えません。

そして、撮影の基準もなくなってしまっているので、ヘンな写真になってしまいました。

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たか丸くんを発見。

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本丸を抜けて城の西側へ。

「なんじゃこりゃー」のベンチ。

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春陽橋は2巻の表紙になりました。

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お化け屋敷など露店が立ち並んでいるはずの四の丸は閑散としていました。

桜の季節からは外れ、夏休みも肩透かしですから仕方ないですね。

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北門を出て、石場家住宅を見てお開きとします。

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ふらいんぐうぃっち 聖地巡礼② (弘前市街、岩木山神社)

8月9日、堀越城から石川駅、さらに弘南鉄道中央弘前駅へ。到着したのは10時過ぎでした。

ふらいんぐうぃっち聖地巡礼を再開しましょう。

 

ところでこの中央弘前駅、とても趣があります。

いずれは、ここも舞台のひとつになるのでしょうね。

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まずは、弘前れんが倉庫美術館へ。2020年7月に開館したばかりの新しい博物館です。

明治・大正期に建設され、日本酒の製造、保管に使用されたという吉野町煉瓦倉庫を活用したもの。ふらいんぐうぃっちに登場した際はもちろん博物館になる前です。

ほうきを置いた駐輪場はこのあたり?

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土淵川のほとりにやってきました。

この橋と踏切と交差点は外せません。

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さらに5分ほど歩いて、最勝院の参道へ行ってみましょう。

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ちなみにここの五重塔はとても立派です。重要文化財

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三上ビルも舞台になっているところです。昭和2年に造られた鉄筋コンクリート造の建物は、国の登録有形文化財に指定されています。

文化財に住む魔女、どことなく幻想的な響きがします。(作中の雰囲気は幻想とは程遠いですが・・・) 

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三上ビルの斜向かいにある公園も舞台になりました。

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ここまで来たところで、急に黒い雲が湧いてきて、雨が降り出しました。

バス停でひたすら耐えます。

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11:22発の枯木平行きのバスで鰺ヶ沢街道を西へ向かいます。

雨が上がり晴れてきました。この日の天気は気まぐれです。

 

30分弱の乗車時間で、岩木山神社に到着しました。

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アニメに出てきたのは、こんな感じでしたっけ?

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最新9巻の表紙になったところ。

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それにしても非常に雰囲気の良い神社です。

聖地巡礼という名目関係なく、訪れて損のない場所かと思います。

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いつの間にか空は快晴に。

 

12:40のバスで戻ります。

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しゅり 【駅名しりとり262】

首里 (沖縄都市モノレール

 

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NACK5で放送していた知念里奈の番組で、リスナーから「那覇首里で遊び方に違いがあるか?」という質問があったのが妙に記憶に残っています。

それに対して「首里那覇の一部、大きく変わることはない」という感じの回答をしていたと思いますが、

琉球王朝の王都である首里と、玄関口である那覇、歴史的な背景を考えれば、少なからず違いがあるものと思います。

実際、区画整理が進み大きな建物が多い那覇中心部と、道が狭く、低い建物がひしめき合う首里では街の雰囲気が全く異なっています。

観光客は、那覇に降り立つとまずは首里を目指します(私もそのひとりです)。私たちが感じたい、端的な沖縄らしさが首里の街に感じられるからだと思います。

 

 

 

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弘南鉄道大鰐線で石川から中央弘前へ

堀越城を見た後、バスで5分ほどの中央石川というバス停で下車しました。

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街道から路地に入り5分ほど、弘南鉄道石川駅に到着しました。

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とても趣のある駅です。

古くて小さいながらも個性的な駅舎は、建築当時の心意気と勢いが感じられてとても好ましい。

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狭いホームと上屋。

交換駅としての機能はまだ維持されています。

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快速列車が走っていた時代もあったのですね。

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9:40発の中央弘前行が来ました。

元東急の7000系です。東急時代から数えるとすでに車齢は50年を超え、だいぶ疲れが見えてきています。

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車内はねぷた仕様。新型コロナウィルスの影響で中止になってしまいましたので、この飾りつけもどこか悲し気です。

 

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中央弘前に到着しました。

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弘南鉄道大鰐線は何度も廃止のうわさが出ています。

そして、設備も車両も老朽化が進み、早晩大規模な手入れが必要になるのは間違いないことや、

1時間に1本という運転本数を考えると、廃止のうわさは現実になる可能性が高いと思います。

沿線に多数の学校があるので、通学需要の代替策を考えるのは少々骨かもしれませんが、

いずれにしても、民間会社が維持、運営していくことができる程度を超えてしまっているのは間違いありません。

あとは、国や地方自治体との調整次第かと。とても悲しいことですが。

 

 

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訪城記 ~堀越城~ 【2020.08.09】

8月9日の弘前は、大雨の朝でした。

バスの時間に合わせてホテルを出たものの、雨が強すぎて歩くこともままなりません。いったん駅構内に避難しました。

避難して30分ほど。空が少しずつ明るくなってきて、小雨になってきましたので、8:00発のバスに乗車しました。

 

20分ほどの乗車時間で、堀越に到着。

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バス停から歩いて5分ほど、堀越城跡がこの日最初の目的地です。

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看板を眺めているうちに雨がやんできました。今のうちにサクッと回ってしまいましょう。

 

弘前城が築城されるまで、津軽氏の本城として機能したこの城は、思った以上に広大です。

三の丸を羽州街道のバイパスが貫いているのが興ざめですが、それ以外は発掘調査の成果に基づいてきれいに整備、復元されています。

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まずはバイパスの東側へ。

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巨大な土塁に、発掘調査で見つかった掘立柱の平面表示。

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そして一番東側の虎口が特徴的です。

土橋が堀の中央で90度折れ、城内から常に横矢がかかるようになっています。

非常に技巧的ですが、これは当時のものでしょうか?

 

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バイパスの西側に戻ってきました。

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外郭から本丸を臨みます。

巨大な堀と二重の土塁が目を引きます。特に堀の中央に土塁をつくって二重にしているのが特徴的です。

この二重土塁は、三の丸の北側と南側にも見ることができます。

 

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三の丸への虎口です。二重の土塁を利用し、道を4回も曲げています。

これほど複雑な虎口はあまり見たことがありません。

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三の丸南側の土塁に登ってみました。

先ほどの虎口の構造がよくわかります。

橋の向こう、樹々が生い茂っているところが本丸です。

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本丸の虎口はあまり技巧的ではありません。

こちら側には土塁がありませんが、通路をふさぐように建物が建っていたようです。

二階門のようなものがあったのでしょうか?

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本丸は不整形な五角形。二の丸、三の丸の縄張に比べると大雑把な印象です。

この本丸部分は古くからあって、二の丸以下は後年に拡張された、という妄想が浮かびましたがいかがでしょう?

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本丸西側の虎口は、熊野宮の参道になっています。

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堀を渡ったところが二の丸。参道はそのまま真っ直ぐに城外へ続いていますが、

当時の虎口はそのすぐ横。土塁に突き当たって右折、さらに左折して城内に入るというこれもまた技巧的な構造です。

この虎口の目の前には羽州街道が通っています。その立地を考えると、普段はこの虎口がメインだったのかもしれません。

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小一時間でバス停に戻ってきました。

途中小雨がパラつくことはあったものの、傘をさすほどではなかったので助かりました。

9:17発のバスはほぼ定刻にやってきました。

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