上越国境を往復した後、新前橋11:48発の小山行きに乗り換えて、足利で下車しました
駅前にはEF60が保存されていました。新性能電機の保存車両は貴重ですが、状態はあまりよくありません。
駅から歩いて10分ほどで堀端にでましたが、これは足利学校のものです。
その向こうが目的地。
まずは、水堀に沿って一周してみます。
堀の幅は3m程度でしょうか。当時はもう少し幅が広かったのでしょうか?
足利氏館は12世紀につくられた足利氏の居館。方形の縄張が今も残るとても貴重な遺跡ということで史跡に指定されており、日本100名城にも選定されています。わずかにゆがんだ方形で、四方に虎口が設けられています。
これは東門。
北東の隅から北門へ。
北門は工事中でした。
西門。
南門は鑁阿寺の正面にあたり、山門と太鼓橋は栃木県の登録有形文化財に指定されています。
鑁阿寺太鼓橋を渡って鑁阿寺の境内へ。鑁阿寺は居館を撤去した跡につくられた足利氏の氏寺で、その歴史は12世紀の終わりまでさかのぼるようです。
その境内には貴重な建造物が数多く残ります。
代表的なものは国宝に指定されている本堂。1299年建立とのことですので、700年以上の歴史があります。
鐘楼や経堂は重要文化財。とはいえ、鎌倉時代から室町時代につくられたものです。
その他にも江戸時代以前の貴重な建造物が多く残ります。
1時間ほどで駅に戻りました。
↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。