2月5日の話、続きです。
山北9:35発の列車で御殿場へ。
御殿場駅から無料送迎バスで御殿場プレミアアウトレットへ向かいます。
送迎バスは15分間隔での運行ですが、この時間帯は、乗客がいっぱいになったら発車するという感じになっていました。
10:30前に到着。
アウトレットの中をぐるっと一周。時間帯のせいか、新型コロナのせいか、客は少なめ。
何も買わなかったばかりか、店にも入らず、11:00の箱根登山バスに乗車しました。
迷惑な客ですね。
11:35に強羅駅着。
11:53発の箱根湯本行きに乗車しました。
久しぶりに乗った箱根登山鉄道。15分間隔で列車が行き交うにもかかわらず、急カーブが続く単線の線路に、狭いところに無理やり作った手狭な駅。
3回行うスイッチバックと合わせて、趣味的にとても面白い。
出山の鉄橋は東海道本線天竜川橋梁に使用されていたトラス橋を払い下げたもの。現存する最古の鉄道用の鉄橋だそうです。
天竜川橋梁時代は非電化だったため、建築限界ギリギリ。明かり区間であるにもかかわらず剛体架線を使用しているのも趣味的に興味深い。
塔ノ沢駅で下車しました。
山に囲まれた塔ノ沢駅は、日中でも上下合わせて8本もの列車が発着するにもかかわらず、1日当たりの乗降人員は100人強。
最近何かと話題になる秘境駅の雰囲気があります。
上りホームには銭洗弁財天が鎮座します。
トンネルに挟まれており、ポイントがトンネル内にあります。
跨線橋がトンネルポータルの上に設けられているのも特殊です。
かつては構内踏切があったようですが、ホーム延伸に伴い現在のようになりました。
途中から遊歩道が分岐していました。
猫の額のような駅前広場。無人駅で改札もありません。
駅からは、沢沿いに細い道が続いています。舗装はされていますが、車はもとより、自転車すら通ることは困難です。
振り返って駅を見たところ。
最後は階段になって、国道1号線に合流しました。
箱根湯本駅に向かって歩きます。函嶺洞門はバイパスができていて通れなくなっていました。
13:37発のロマンスカーに乗車します。
VSEに乗るのは今回が初めて。そして3月のダイヤ改正で運用を離脱することが発表されていますので、これが最後でしょう。
念のため特急券を予約しておきましたが、実際には乗車率50%程度。
葬式鉄の趣味はありませんが、一応お別れということにします。
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