カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

伊豆箱根鉄道大雄山線

台風の迫る9月29日、サクサクっと小田原に行ってきました。
いろいろ計画はあったのですが、天気が危ういのでとんぼ返りです。


東京駅9:00発の踊り子105号に乗車。

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列車は185系15両編成。前10両が伊豆急下田行、後ろ5両が修善寺行です。
1981年から走り始めた185系、特急から普通まで(賛否両論はあったものの)獅子奮迅の活躍を見せてきましたが、E257系への置き換えの方針が示されたことで終わりが見えてきました。

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日本全国に走っていた国鉄型による特急列車も終焉が近づいています。
現在は、381系の「やくも」、185系「踊り子」くらいでしょうか?
JR北海道キハ183系JR四国キハ185系はどう扱うか、私にはわかりません。

車内は、国鉄型らしい質実剛健さが随所に垣間見えます。

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洗面所はほとんど手が入っていないようです。

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小田原に到着。箱根に向かう小田急の喧騒を尻目に、伊豆箱根鉄道大雄山線のホームに向かいます。

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伊豆箱根鉄道は、駿豆線大雄山線という2つの鉄道路線と、伊豆箱根地域のバス路線を有する鉄道会社。
一応西武系列で、1950年代は、小田急との間で「箱根山戦争」を繰り広げた会社でもあります。
中伊豆を縦断している駿豆線は、沿線に伊豆長岡修善寺という観光地を有し、東京から特急「踊り子」も乗り入れる観光路線ですが、大雄山線は純然たる生活路線というイメージ。


小田原駅を発車するとすぐ緑町駅小田原駅から数百mしか離れていませんが、そこそこの利用があるみたいです。

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左にカーブしてJRの線路をアンダーパス。

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途中の行き違い駅は3か所。日中はこのすべての駅で交換するようにダイヤが組まれており、完全なネットダイヤになっています。
まずは五百羅漢駅。駅のすぐ先で、小田急小田原線をくぐります。

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目の前に足柄の山が迫ってくると大雄山駅に到着。
駅名の大雄山は、関東三十六不動霊場2番札所、大雄山最乗寺に由来します。駅前からバスの連絡があります。

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構内に泊まっている古い茶色の車両は、電気機関車の代用になっているコデ165形です。
1928年製造、鉄道省から相模鉄道をへて伊豆箱根鉄道にやってきた古豪です。

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2018年3月にブドウ色に塗り替えられました。

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木造の架線柱を見つけました。

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折り返し列車がやってきました。

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小田原に戻ってきました。
夕方に向けて天気が悪くなる一方なので、このまま小田急で帰ります。

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踏切でトラックが立ち往生したとかいう影響で若干遅れましたが、
それでも複々線区間に入ると快調に飛ばして、無事、代々木上原駅に到着しました。

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