女渕城から新屋駅に戻って、11:39発に乗車。2つ目の膳駅で下車しました。
県道3号線を渡って北へ。
10分ほどで到着しました。
本丸東側にあった馬出曲輪が失われているので、階段を登るとすぐに本丸です。
曲輪の縁に土塁がないのは、元からなのか、失われたからなのか。
本丸を出て堀底を進みます。
目の前の階段、右側が本丸、左側が二ノ丸です。
ここには橋が架かっていたのではないでしょうか?
二ノ丸です。
西虎口は、状態が良く、縄張の妙を味わえるのでおすすめです。
台地の縁にあって、横堀に挟まれた細い通路が続きます。
常に横矢にさらされることになるので、ここを突破するのは至難の業でしょう。
その西虎口に横矢をかけているのが袋曲輪。
文字通り袋小路の曲輪です。
おそらく武者だまりとして、城外に横矢をかけたり侵入した敵を挟撃したり、臨機応変な対応がされたのではないか、、、と。
再び堀底。経年により人の背丈くらいは埋まっているといいます。2m近く堀底が下にあると考えると、かなり大規模であることがわかります。
城跡を出て粕川歴史民俗資料館に寄り道。入場無料でした。
この時は、古墳に関するものが多くて、膳城についての展示はほとんどありませんでした。
資料館の背後には膳城址公園という公園があります。
駐車場とトイレ、遊具がある一般的な公園で、城の遺構は何もありません。
ここを目指してやってくると、がっかりすることになるでしょう。よく調べてから来るべきですね。
膳城はかなり広い城域を持っており、本丸周辺以外にも、街中に堀や土塁の遺構が散在しているようです。
ただ、この時は下調べが不十分だったので、すべてスルーしてしまいました。
よく調べてから来るべきですね。ホント。
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