佐伯城から駅に戻って、13:08発のにちりん8号に乗車。大分駅へ。
駅から南へ5分ほど。下見板張の二重櫓が現れました。
日出町の歴史資料館の敷地に移築されているこの櫓は、鬼門櫓といいます。
その名の通り、本丸の鬼門にあたる北東にあった櫓で、珍しいのは、建物自身も鬼門方向を斜めにしていること。縄張をへこませるという例はよくありますが、建物の例はあまり見たことがありません。
内部も公開中。
鬼門櫓の背後、巨大な空堀の向こうが本丸。現在は日出小学校の敷地になっています。
虎口。不法侵入になるので、本丸内に突入するのは断念しました。
先ほどの鬼門櫓が本来あったところ。できれば旧位置に戻してあげたいところですが、学校の敷地内ということで難しいのかとも思います。
本丸東側の空堀。正面の石垣は天守台です。当時は三層三階の天守が建っていました。
本丸南側は腰曲輪のようになっていました。
南側から本丸へ登る虎口。勝手口のようなこじんまりとした感じです。
石垣は海のそばまで迫っています。
現在は護岸工事がされていますが、当時は潮が石垣を洗っていたものと思います。
城跡から臨む別府湾。この辺りでかの有名ブランド「城下かれい」がとれるのでしょうか?
国道まで歩いて、16:48発のバスに乗車。
大分空港19:45発のANAで戻りました。
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