長野に宿泊して、翌11月1日。長野電鉄の始発電車は、日比谷線から流れてきた3000系でした。
正面の帯のみ長電カラーの赤に変更しています。側帯はそのままですが、赤にした方が格好良いのではないでしょうか?
7:01に信州中野到着。
図らずも日比谷線の先輩後輩が並ぶことになりました。
7:40発のバスに乗り換えます。
木島は、木島線の終着駅があったところ。最近まで駅舎が残っていて待合室として利用されていたとのことですが、解体されてしまいました。
千曲川を渡って飯山の市街地に入った福寿町というバス停で下車しました。
ここから5分ほどのところにある飯山城が今日の目的地です。
そして、飯山城といえばこれ。
南条丸山家という旧家の長屋門を移築してきたものですが、飯山城内にあったものか明確ではない「模擬建築」。
でも、小ぶりでまとまりもよく、なにより「ありそうな雰囲気」を持っています。
弓道場の横を抜けます。
桜井戸と呼ばれる井戸は当時からあるもの。
正面の石段を登ると三の丸ですが、先に北中門跡まで行きます。
両側を土塁に挟まれた狭い通路が続くという防御力の高さが印象的です。
グラウンドがあるところは新郭とよばれ、台所や番所、調練場などがあった由。
改めて、三の丸へ。
さらに二の丸。御殿が建てられていました。
二の丸の東側には、裏門に当たる、坂口門がありました。さらに坂下門へと続く道は細くてつづら折れでした。
本丸は石垣で囲まれ、巨大な枡形がつくられています。
石の積み方がおかしいというか、明治時代以降に積みなおされたもののように見えます。気のせい?
本丸には神社があって、巨大な銀杏の木が印象的。紅葉のピークでした。
参道は後年に作られたものです。
もちろんこの車道も後年の改変によるもの。
城内はきれいに整備されていますが、さらなる復元・整備計画があるようです。
復元に必要な史料を募っていますが、なかなか難しそう。
さて、どうなることやら。。。
↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。