2月10日は、ホテル近くの若松入口からスタートです。
時刻は6時半過ぎ。まだ真っ暗です。
なかなか夜が明けません。
目的地に着くまでに明るくなるのか！？
と不安でしたが、バスを降りる頃には明るくなってくれました。
バス停から5分ほどのところにある、伊祖公園へ。
浦添城から続く台地の先端部にあたるここには伊祖城がありました。
駐車場から一段上がってきました。
公園の整備できれいになってしまっていますが、ここはすでに城内だったようです。
公園の南側、台地の付け根からアプローチ。
まずは、巨岩に挟まれた城門のような遺構があります。
そこを抜けると、細い尾根伝いの道。
左側の斜面の上は、主郭がありました。
道は回り込むように続いています。常に主郭からの横矢がかかる技巧的な縄張ですが、
技巧的過ぎて、グスクらしくないような気がします。
伊祖神社の参道に出ました。
主郭にある伊祖神社の本殿。小さな神社です。
その背後に、かすかに石塁が残ります。
石塁の上。城内最高所であり、特に西側の眺望がすばらしいです。
この城の歴史は古く、英祖王の家系代々の居城であったと伝わりますが、地域の拠点城郭のとしては手狭な印象です。
西側への眺望がききますので、浦添城の出城と言われた方がしっくりきます。
もっとも、グスクは戦闘という面だけとらえると大きな勘違いとなるので、注意しないと・・・
次に行きましょう。
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