醍醐(京都市営地下鉄)
醍醐というのは『大般涅槃経』に出てくる最上の味を示す表現で、乳製品の一種であったと考えられています。
もっとも、これは観念的な表現であり、醍醐という食品自体は存在しなかったという説もあるとのことで、
実際どのようなものかは明確になっていません。
ただ、平安時代に編まれた「延喜式」には、醍醐になる前段階の乳製品である蘇の製造方法が記載されていることから、
この時代に乳製品を摂取する文化があった、ということは間違いないです。
乳製品=酪農とイメージすると、どうしても明治時代以降のものという感じがしますが、
日本人は、それよりもはるか昔からその有用性に気が付いていたんですね。
もっとも、これは観念的な表現であり、醍醐という食品自体は存在しなかったという説もあるとのことで、
実際どのようなものかは明確になっていません。
ただ、平安時代に編まれた「延喜式」には、醍醐になる前段階の乳製品である蘇の製造方法が記載されていることから、
この時代に乳製品を摂取する文化があった、ということは間違いないです。
乳製品=酪農とイメージすると、どうしても明治時代以降のものという感じがしますが、
日本人は、それよりもはるか昔からその有用性に気が付いていたんですね。