若桜鉄道 隼駅

丹後半島の温泉宿に一泊した翌日、12月30日。
豊岡で山陰本線に乗り換えて、餘部で下車しました。

次の電車まで1時間半強。
近くの道の駅へ行ったり、集落の中を散歩して過ごしました。

12:43発の鳥取行きに乗車。

鳥取駅で14:22発の若桜行きに乗り換え。
車両は若桜鉄道所属の「昭和」という観光用。ただ、何が昭和なのか凡人にはよくわかりません。

15:09に終点若桜に到着。
当初はここで1時間ほど時間を取る予定でしたが、あらゆるものが雪に埋もれていて見るべきところは少なそう。
というか、若桜駅はホームにも雪が積もったまま。根本的に除雪まで手が回っていないようです。
というわけで、すぐの折り返しに乗車してしまいました。

若桜鉄道には、国鉄時代からの古い駅舎が数多く残っています。
そのなかで最も気になった隼駅で下車してみました。

駅は国鉄時代の雰囲気が濃厚に残っています。
雪に閉ざされ、人の気配はありません。
ここだけ時間が止まっているような不思議な空間です。

駅をでると、それなりの街。車も通り過ぎていきます。

この駅で下車したのは、車窓から見えた電気機関車と客車が気になったからです。

12系はJR四国でムーンライト松山・高知に使用されていたものを譲り受けたものですが、この電気機関車は何？

調べてみると、ED301という機関車で北陸鉄道から2010年11月に無償譲渡を受けたもの。
先ほどの12系（オロ12）と合わせてライダーハウスとして活用されているとのことです。

列車がやってきました。

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