カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

3月14日で消えてしまうものを見に行く旅

3月14日のダイヤ改正北陸新幹線金沢開業というとても大きなものですが、その裏で消えてしまうもの、変わってしまうものも多々あります。
記憶にとどめるなら今のうち…ということで、昨日行ってみた次第です。


新宿7:00発のスーパーあずさ1号に乗車。E351系もだいぶくたびれ感が強くなってきました。
高尾を過ぎてすれ違う普通列車は211系ばかりです。115系は急速に運用を減らしているようです。
そんな中、甲府で巷間話題になったスカ色のC1編成に遭遇。すでに廃車になったと思い込んでいたので、ちょっとびっくり。まだ運用に入っているんですね。
クリーム色が濃い目なので、少し違和感があります。

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松本で乗り換えて、長野に12:22着。
次は長野12:45発の「妙高3号」です。
車両は189系6両編成。すべて小窓車です。塗装は懐かしのあさま色。実はこの塗装色、意外に好きなんですよね。

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ただ、塗装の剥離が始まっており、外観はひどい状態。
ダイヤ改正までもてばよい、という割り切りなんでしょうか?

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内装は一部改造されているものの、基本的に国鉄丸出し。とても懐かしい雰囲気です。

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1997年10月の時刻表を紐解くと、新幹線接続列車として快速「信越リレー妙高」が5往復も設定されています。加えて、長野⇔新潟の「みのり」が2往復。かなり意欲的なダイヤでした。
現在は、使用車両や指定席が設定されていることなど名残はありますが、すべて普通列車に格下げされ、本数も3往復に。新幹線接続という役割もかなり限定的になってしまいました。

途中、妙高高原しなの鉄道のステッカーが貼られた115系の試運転列車とすれ違いました。
また、二本木では、えちごトキめき鉄道仕様の駅名標を見ました。
着実に準備は進んでいるようです。
脇野田はすでに新幹線の駅に寄り添う新駅で営業しています。3/14には駅名が上越妙高になりますので、新駅で脇野田を名乗る期間というはわずか5か月程度ということになります。

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直江津に14:17に到着して、北越急行に乗り換え。14:18発でした。

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北越急行は、3/14の改正で大きく姿が変わります。
収入の柱である「はくたか」を失い、地域輸送に徹するようになります。
沿線は豪雪地帯ですので、ほくほく線は不可欠な輸送手段です。一方で人口希薄な地域ですので、経営的には相当厳しくなるはずです。
超快速列車を設定し踏ん張ろうとしていますが、1往復では効果は限定的にならざるを得ないでしょう。
新幹線の駅が直江津の中心部から離れていること、値段が安いことを考えれば一定の需要はありそうですが、1往復では使い勝手が悪すぎ。せめて3往復程度には増やしたいところです。

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その「はくたか」廃止を一番嘆いているのは越後湯沢かもしれません。
駅構内のポスターなども北陸新幹線開業というよりは「はくたか」惜別の思いが前面に出てきている感じ。
そりゃ、乗り換え客を失い、上越新幹線も減便されますので、切実ですよね。

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JR車と北越急行車の混結も見納めです。

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16:22発の「シーハイル上越」で帰宅。185系6両編成でした。
窓が開く構造のためなのか、窓の隙間から冷気が入り込んできてとても寒い。185系は寒冷地で使う車両ではありませんね。

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