湿地帯を一周したあと、城山の方へ。
城山と湿地帯の間には遊歩道があって、ちょうど腰曲輪というか帯曲輪のような空間になっています。
城側を見上げると立派な土塁が。意図的かどうかわかりませんが折れも見られます。
城山と湿地帯の間には遊歩道があって、ちょうど腰曲輪というか帯曲輪のような空間になっています。
城側を見上げると立派な土塁が。意図的かどうかわかりませんが折れも見られます。
そのまま進むと大手口の堀底にでました。
深さ5m以上もある立派な堀です。現在は土砂や落ち葉が堆積しているでしょうから当時はもっと深くて、斜面も急だったと推測します。
深さ5m以上もある立派な堀です。現在は土砂や落ち葉が堆積しているでしょうから当時はもっと深くて、斜面も急だったと推測します。
大手口の土橋も立派なものです。
幅は大人2人が並んで歩ける程度の細いもの。目の前の虎口は平入りですが、両側の土塁が迫ってきて圧迫感があります。
幅は大人2人が並んで歩ける程度の細いもの。目の前の虎口は平入りですが、両側の土塁が迫ってきて圧迫感があります。
中に入ると広場が広がっています。
決して広くはありませんが、周囲を土塁が囲み堅牢な作りです。
子供たちが数人かくれんぼをして遊んでいました。
決して広くはありませんが、周囲を土塁が囲み堅牢な作りです。
子供たちが数人かくれんぼをして遊んでいました。
先ほどの虎口とは反対側にもこの曲輪への入口があります。
坂になっていて下ると先ほどの腰曲輪にでます。
土塁に挟まれて横矢も効くなかなかの虎口ですが、案内板をよく見るとここに虎口はなく、堀だったところを埋めるようにして坂道を形成したもののようです。
坂になっていて下ると先ほどの腰曲輪にでます。
土塁に挟まれて横矢も効くなかなかの虎口ですが、案内板をよく見るとここに虎口はなく、堀だったところを埋めるようにして坂道を形成したもののようです。
腰曲輪を通って再び大手口に戻ってきました。
ここの案内板には国道6号線ができる前の城址の航空写真が貼ってありました。
これを見ると舌状台地に築かれた様子がよくわかり興味深いです。
写真の中央部に斜めに入った黒い線が現在国道6号線があるところです。城地が国道により二分されてしまった様子もよくわかります。主郭があった北半分は住宅地になってしまいました。
ここの案内板には国道6号線ができる前の城址の航空写真が貼ってありました。
これを見ると舌状台地に築かれた様子がよくわかり興味深いです。
写真の中央部に斜めに入った黒い線が現在国道6号線があるところです。城地が国道により二分されてしまった様子もよくわかります。主郭があった北半分は住宅地になってしまいました。
現在保存されている部分だけ見ても素晴らしい遺構を持っていますので、北半分も残っていたらとおもうと少し残念になります。
一方で、開発の波にさらされながらもこれだけのモノが残ったということに奇跡のような思いもします。
ある意味仕方ないことではありますが、せっかくなので残ったものはこれからも大切に保存してほしいと思います。
一方で、開発の波にさらされながらもこれだけのモノが残ったということに奇跡のような思いもします。
ある意味仕方ないことではありますが、せっかくなので残ったものはこれからも大切に保存してほしいと思います。