カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

訪城記 ~岡城~ 【2017.12.16】

12月16日午前11時過ぎ、JR武蔵野線北朝霞駅で下車しました。
東武東上線への乗り換えで何度か降りたことはあるものの、街の中を歩くのは初めてです。

駅前のロータリーを抜けて、黒目川へおりていきます。

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黒目川の堤防の上を歩いていきます。

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すると目の前に小高い樹の茂み。岡城跡です。
現在は城山公園として整備、公開されています。
ここから見ると、黒目川が作り出した谷津(埼玉では谷戸などともいうみたいですが)に突き出た舌状台地の先端部という地形がよくわかります。

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早速公園に入ってみましょう。

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現在は大雑把にいうと3つの曲輪が残っています。公園の看板に倣って、入口に近い方の曲輪から3、2、1と番号をつけましょう。
この写真は3の曲輪。とても小さい曲輪ですので馬出のような役割だったのかもしれません。

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3の曲輪と2の曲輪の間の空堀です。
落ち葉で埋もれ、両側の斜面もゆるくなっていますが、当時はもっと深くて急だったはずです。
途中で折れており、クランク状になっています。

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2の曲輪は現存分で最大の曲輪です。
周囲に土塁があったようで、かすかに地面が高まっているように見えます。
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1の曲輪に行くための橋。何だか変な形ですね。
縄張りから見てもこの位置に虎口があるのはしっくりこないので、おそらく公園の整備とともに作られた導線だと思います。

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1の曲輪。周囲に土塁をめぐらしています。

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1の曲輪をでて腰曲輪を進みます。横堀が埋まったものだと書いてある本を見たことがあるので、本当は堀だったのかもしれません。
このあたりは私みたいな素人には判別しにくいところです。

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1の曲輪と2の曲輪の間の空堀です。
途中に折れがあるのがわかります。
落ち葉が堆積して埋まってしまっているのでわかりにくいですが、規模を考えるとかなり深い堀だったのではないでしょうか?

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先ほど渡った橋が見えてきました。

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最後に公園の中にある「花と水の広場」なるところに行ってみます。
舌状台地の下、黒目川が作った谷はかつて湿地帯だったはずなので、その名残かと思ったのですが…
全く違ったみたいです。

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駅に戻る途中、朝霞市博物館に寄り道。
無料で規模は小さいですが、丁寧な展示がされていて楽しめました。

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