カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

バス代行

けっこうあちこちに行っていると思うのですが、
不思議とバス代行に当たった例がありません。
人生で僅かに1回、木次線が大雪で不通になったときだけです。

それが昨日、人生2回目のバス代行に当たりました。
東海道線で富士に着いたとき
身延線は台風の影響で不通になっており、西富士宮~身延でバス代行を実施中」との不穏な放送。
ただ駅の掲示をみると、しっかりダイヤが組まれているようなので全く問題なさそうです。

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代行バス西富士宮から出ていました。
接続する列車の1本前で着いたのですが、駅前にはなんとも場違いな感じのJRバスがすでに停まっていました。
しかも、待合室で待っている人も結構いて、観光バスタイプのJRバスはすぐに満席になってしまい、路線バスタイプの続行便が用意されていました。

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もう不通になってから2週間くらいたつので、このあたりは手馴れた感じです。

バスは途中の駅にも丹念に寄っていくため、どうしてもメインの国道からは外れたところを走らざるを得ません。
しかし、道の狭いこと、狭いこと。対向車が来るとヒヤリとします。
鉄道とは許容の勾配が大きく異なりますので、並行道路といっても、線路の上にいったり下にいったり。アップダウンが激しいです。
左手には富士川がずっと流れていますが、一度も渡ることはありませんでした。

内船駅をすぎたところ(だったと思いますが)、土砂崩れの現場のすぐ横を通りました。
完全に路盤が流出して黄土色の地面が露出してしまっています。
新聞記事に曰く「復旧見込みがたたない」とのことですが、
新たに橋台、橋脚をつくり、橋を架けなければならないのでそれも否めない感じであります。
それでも、重機が入って作業している感じですので、少し安心しました。

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最近のJRはシブチンだから、ローカル線が不通になってもなかなか復旧にかかろうとしません。
自治体から補助が出てようやく重い腰を上げる感じです。
JRは営利を目的とする株式会社ですので、ローカル線の運営という殆ど利益が出ていない分野に金をつぎ込むことができないということは良く分かります。
でも、昔はこんなことは無かったように思います。
鉄道は社会インフラであるということを考えると、金の都合で復旧がのびるというのは、なんだか釈然としない気持ちになります。


かなりゆっくり走りましたが身延着はほぼ定刻でした。
ダイヤにはかなり余裕を持たせているようです。
身延から甲府方面はほぼ所定の運転本数は確保されているようです。
身延~甲府陸の孤島状態ですが、取り残された車両としては、確認できただけでも373系が1編成、313系も5編成~6編成くらいがいるようですので、何とか運用はまかなえているようです。

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