さいたまダービー

行ってきました、埼玉ダービー。

今年は双方が残留争いに巻き込まれているというちょっと不思議な状況下でのダービーでした。
そのせいか、お互いに慎重なたちあがりで、点を取るというよりは失点を恐れるというような感じ。
それでも持ち味は出し合った試合だったと思います。
大宮のサイドチェンジと裏を狙う動き、浦和のパス交換からの崩し、悪くはありませんでした。
あえて言えば、残留争いに巻き込まれているチームという雰囲気ではありません。

とはいっても、サッカーというのはリスクを犯さなければ点が取れないスポーツなので
失点の恐れて必要なときにリスクを犯せないと勝ち点は積みあがっていきません。
降格した2009年のジェフ千葉のように、失点を恐れるあまり最終ラインがどんどん下がって結局やられてしまうというのはその典型。
でも、今日の2チームは最終ラインはあまり下がりませんでしたし、なによりゴールに向かってファイトしていたので、その点は大丈夫かなと思いました。
少なくとも、2009年のジェフ千葉や2010年のFC東京に感じたようなものはありませんでした。
ま、それでも落ちるときは落ちるわけですが･･･ね

今日の勝利で大宮は勝ち点が35になりましたので、例年ではほぼ残留決定となるところですが
甲府が調子を上げてきているみたいなので、まだ予断を許しません。
ことしは優勝争いも混沌としていますが、残留争いもひと悶着ありそうで、終盤戦はかなり面白くなりそうです。

2011.10.15
浦和 0-1 大宮（埼スタ）