2011年3月12日に九州新幹線の博多~新八代間が開通しました。
これにより、未乗キロが151.3km増え、完乗率が97.98%から97.24%へ0.74%下がりました。
ただ、九州新幹線は新八代~鹿児島中央間も未乗でしたし、もともと博多~新八代が開通してから一気に片付けるつもりだったので、今後の工程に影響はありません。
全線完乗というのは仮に達成しても新線が開通するとタイトル防衛に追われることになるわけで
実際のところ一生終わりのないゲームだと思うわけです。
しかし、ローカル線が毎年のように開通していた国鉄時代に比べれば、今は新線開業のペースもかなり鈍っていますので、昔ほど大変なことはないような気がします。
特に、自分がターゲットにしているJR線に限って言えば、今後は北海道新幹線、北陸新幹線、長崎新幹線の整備新幹線とおおさか東線の延伸くらいしか新規開業のあてはありませんので、
一度達成してしまうと、後はあくせくしなくてもやっていけそうだと思うわけです。
一方で心配なのは廃止路線が増えること。乗車キロが減ってしまいます。
実際、可部線の可部~三段峡は自分が乗車した1年後に廃止になってしまいましたし、富山港線は乗車する前に廃止され富山ライトレールになってしまいました。
その他、豪雨の影響から不通のままの岩泉線、震災の影響があった大船渡線や山田線、今日の豪雨で橋が流された只見線・・・
これらの路線は復活できるでしょうか?
留萌本線、日高本線、江差線、津軽線、名松線、越美北線、姫新線、木次線、三江線、予土線、三角線・・・
危なそうな路線はいっぱいありそうです。
JRは営利企業なので、儲からない路線を維持しなければならない義務も義理もないわけですが
路線図を見るとどんどん寂しい気持ちになります。
もはや、全線完乗なんて偉業でも何でもないのかもしれませんね。