下関 (JR西日本)
本州最西端の鉄道駅にして、九州の玄関口。
また、1945年までは関釜連絡船が接続し、朝鮮半島からシベリア鉄道を通ってヨーロッパに繋がる欧亜連絡も担っていました。
駅の開業は1901年と古く、当初は山陽鉄道という私設鉄道でした。山陽鉄道は日本で初めて長距離急行、特急(最急行)を運行し、食堂車や寝台車などを導入した鉄道会社として知られています。
2009年の寝台特急「富士・はやぶさ」廃止以降優等列車の発着がなくなり、かつての面影を残す長大なホームは持て余し気味。普通列車も当駅で系統分離され、長距離を走破する列車は削減される一方です。特に九州側は門司や小倉を終着とする列車がほとんどになりました。
もっともこれは交直流電車の新製を避け、虎の子の415系を温存、集約するための苦肉の策という感じ。残存する1500番台の車齢は40年弱ですので、しばらくは使い続けるものと思いますが、近いうちに置換を検討せざるを得なくなるのは間違いありません。JR西日本の521系をベースに開発、導入するのが手っ取り早そうに見えるのですが・・・
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