名胡桃城から北越急行の美佐島に行く途中、水上から乗車した長岡行きは越後湯沢で11分停車します。
その間に改札口まで走って、券売機で「えちごツーデーパス」を購入しました。
えちごツーデーパスは、週末や夏休みなどの連続する2日間、新潟県内のJR線及び第三セクターに乗車可能なフリーパスです。
料金券を購入すれば新幹線や特急にも乗車可能で、2740円。
越後中里からフリーエリアですが、エリア内の駅窓口や券売機でしか購入できないので、越後湯沢までいくことになりました。実際には旅行会社に行けばエリア外でも購入できるみたいですが。
長岡行きに戻って六日町へ。北越急行に乗り換えました。
美佐島駅に寄り道した後直江津まで出て、特急しらゆきに乗車。新潟で宿泊しました。
明けて、翌12月2日。
7:02発の巻行きでスタートです。
越後線は単線ながら日中でも片道3本/hが運転されており利便性が高いです。
需要の高さを示すように、車窓には新興住宅地が途切れることなく続きます。
ただ、内野止まりが多く、先へ行く列車は1本/h程度。住宅地も内野西が丘を過ぎるとブツっと途切れ、田畑が広がります。
7:41に巻到着。
冷たい雨が降っていて駅の外に出る気が起きません。
折り返しの列車で越後赤塚まで戻りました。この自由さがフリーパスの醍醐味ですよね。
後続の列車で吉田へ。
すぐの列車に乗り換えて、9:49に柏崎に到着しました。
跨線橋を渡ったホームには9:54発の快速長岡行きを待つ人が20人以上いますが、やってきた列車は、E129系2両編成。
途中の停車駅は来迎寺と宮内のみ。長岡で新幹線に乗り継げば12:28に東京に到着できる便利列車ですが、30分強とはいえ立ち席はつらい。
かつては189系などの特急車両が使用された乗り得列車だったと思うのですが。
10:42発の列車で直江津へ。
直江津着は11:26。おおよそ17時間ぶりです。
雨が上がったので、改札を出てみました。
えちごツーデーパスはえちごトキめき鉄道にも乗車可能。
12:15発の泊行きに乗車します。途中にデッドセクションがあるため、気動車で運行されています。
13:23発の南小谷行きはキハ120単行ですが、10人以上の乗車がありました。ただ、旅行目的の人が多く地元の人はほとんどいなかったと思います。
列車はフォッサマグナの西縁、糸魚川静岡構造線に沿って進みます。
姫川の谷は深く、崖は急峻。対岸には国道148号線の覆道が延々と続きます。
鉄道もトンネルと落石囲いの繰り返し。1995年には集中豪雨により橋梁流出、土砂の流入など大きな被害を受け復旧までに2年以上を要しました。
南小谷に到着。
姫川がつくったわずかな平地につくられた駅には、栂池高原へのバスも発着し、観光の拠点になっています。
15:00発のあずさに乗車。
信濃鉄道に由来するカーブの多い線路をそろそろ進みます。
松本まで70.1kmの所要時間は1時間20分。この間の表定速度は52km/hほどになります。
↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。