岡山に宿泊して、4月30日。6時15分発の糸崎行きでスタートです。
倉敷で下車。
今日最初の目的、水島臨海鉄道へ。倉敷市駅は路地の奥、ビルに隠れるような立地。JRとの位置関係は豊橋鉄道の新豊橋駅とよく似ています。
6:57発の三菱自工前行は軽快気動車単行でした。国鉄型の生き残りが現役で走ることで有名な水島臨海鉄道ですが、運用は日中で固定されているようです。狙っていけば乗車することは難しくないですが、行楽シーズン混みそうなので、なんとなく敬遠しました。
待っている間にサンライズ出雲が発車。
旅行客と思しき数名とジャージ姿の高校生をのせて、定刻に発車しました。
すぐに山陽本線との連絡線が合流します。
水島臨海鉄道は、今では珍しくなった、旅客と貨物の両方を運行する地方鉄道です。
かつては当たり前の姿でしたが、現在は少なくなりました。ほかには三岐鉄道や岳南鉄道くらいでしょうか?思い浮かびません。
球場前駅で高校生を降ろし、線路は高架線へ。貨物列車があるので、そのアプローチはとても緩やかです。
国道2号線岡山バイパスを跨ぐと、一旦地上へ。
水島の街に入り、家が増えてくると、再び高架橋となり、2面2線の弥生駅に到着。
行き違い駅ですが、有効長がとても長いです。また、軌道の状態も素晴らしい。重量貨物の通過を想定して道床が厚いのでしょうか。
水島駅でコンテナ車を見かけました。ここで残っていた乗客がほぼ下車してしまい、私一人になってしまいました。
港東線が分岐。あちらは貨物専用です。
高架橋を緩やかに下って、三菱自工前駅に到着しました。
1面1線の細いホームに改札口はなく、最低限の設備しかない終着駅です。
通勤時間帯は混むのでしょう。時刻表を見ると、朝晩に列車が集中しており、日中は3時間近く空いています。完全に通勤輸送に特化していますね。
7:51発の列車で折り返します。
三菱自工前駅発車時点では私一人でしたが、水島駅から先各駅で乗車があり、倉敷市駅到着時点では乗車率100%を超えていたと思います。
一旦岡山まで戻ります。
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