大胡城から駅に戻って10:33発の西桐生行に乗車。
新屋駅で下車しました。
駅を出て踏切を渡り、東の方に10分ほど歩くとこの日2つ目の目的地、女渕城です。
おなぶち城址公園として整備されており、広い水堀が印象的です。
ちなみに、公園内でひときわ大きい芝生広場も水堀だったようです。
アーチ橋を渡った先が本丸です。
堀は護岸で囲まれ、堀を跨ぐ橋は全てコンクリート橋になっていますので、旧状をしのぶことが難しくなっています。
本丸は畑としてつかわれているようです。私有地なのでしょうか?
本丸を出て堀に沿って進むと、自然に堀底に導かれます。
堀底を進んで橋を渡ると西曲輪。
方形の整った縄張で、主郭部とは広い水堀を挟んでいることを考えると、築城された年代が違うのかもしれません。
芝生広場まで戻って、すぐそばの御霊神社へ。
かつて三の丸だったところで、本殿の背後に土塁が残っています。
女渕城は平城でありながら、縄張がよくわかる形で残っておりとても貴重です。
芝生広場の南側にある土塁の南側はかなり高低差があるため、これほどの水堀が存在すること自体が不思議な感じ。
現在は農業用のため池として使われているようなので、当時も同じような目的で作られたのかもしれません。
新屋駅まで戻って、次に向かいます。
↓よろしければクリックをお願いします。ささやかな励みになりますので。