南城市内はコミュニティバスが充実しています。
Nバスという愛称で、南城市役所を起点に市内をきめ細かく網羅しています。
本数は多くないものの、利便性は高いと思います。
知念城から斎場御嶽まで、うまくいけばこのNバスに乗れるかも、という期待がありました。
これにのれれば、歩く距離がかなり短くなります。
ただ、知念城を出てバス停についたのは、バスの時間の5分後。道に迷った影響がもろに出ています。
仕方ありませんので、歩くことにしましょう。元々歩く予定だったのですから、問題はありません。
ということで、国道331号を歩き始めました。
すると、後ろから小さなバスがやってきて追い抜いていきました。側面には大きなNのラッピング・・・
あっーーー!!
・・・遅れていたみたいです。
ニライカナイ橋と名付けられた、海岸段丘から降りてくる県道86号を横目に、
さらには知念小学校の前を通過。
斎場御嶽は国道から左折して5分ほどのところにありますが、
先に道の反対側にある南城市地域物産館に寄り道しましょう。
物産館でチケットを購入後、斎場御嶽へ。
ちなみに、チケットは斎場御嶽では販売していません。必ず物産館で購入する必要が
あります。
道の両側にはお店が並びますが、世界遺産にもかかわらず人通りはまばらです。新型
コロナウィルスの影響でしょうか?
到着。
入場後、まずは5分ほどの映像を鑑賞。その後で、場内へ。
順路に従い、まずは御門口(ウジョウグチ)です。久高島を遥拝することができ、
また、御嶽へ入ることが許されていない人はここから祈りをささげたとのことです。
大庫理(ウフグーイ)
三庫理(サングーイ)
斎場御嶽で最も有名な空間でしょう。巨大な岩の造詣がたしかに異質で、神の存在を感じずにはいられません。
順路沿いにある艦砲穴。沖縄戦のとき、米軍の砲撃によりできたクレーターです。
聖地といえども、戦争と無縁ではいられませんでした。
寄満(ユインチ)
せっかくなのでウローカーへも行ってみましょう。
ウローカーは、斎場御嶽に入る前に身を清めたところです。見るべき順番をまちがえしたね。。。
視界が開けて、海が見えました。
右側には怪しいコンクリートの構造物がありますが、これは旧日本軍の砲台の跡です。
砲台の跡はもうひとつあります。
ウローカーです。
国道に戻って、11:41発のNバスに乗車しました。
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