館山チャシから胆振国道を歩いていきます。
20分ほどで「だて歴史の杜」というきれいな公園に到着しました。道の駅としても機能しており、物産館やレストランもあります。
まずは「だて歴史文化ミュージアム」へ。明治3年にこの地に入植した亘理伊達家14代当主、伊達邦成とその家臣団の事績が展示されています。濃くはありませんが丁寧で分かりやすい展示に好感を持ちました。入館料300円なり。
敷地内には、政府高官や開拓使の役人を接待するため明治25年に建てられた迎賓館や、明治6年に建てられたという蔵が残っています。
さらに、旧三戸部家住宅。明治5年に建てられた民家を昭和44年に移築してきたものとのことです。当時の民家が残っていること自体非常に珍しいことかと思います。
そして、これ以上にインパクトのある建物を見つけました。
謎の石垣と空堀。そして大手門。
大手門は鉄筋コンクリート製の二階門。現代の建築方法を採用しながら、古風な二階門というのが不思議です。
そして扉がない、格子は飾りで、窓がないことなど建物としても突っ込みどころが多すぎます。
目を細めてみれば、戦災で焼失した仙台城大手門に見えるような気がしないこともありません。伊達つながりということで意識したのでしょうか?
バスの時間まで30分ほどあります。その間、バスのルート沿いにお散歩、バス停を2つ分歩いて、舟岡というバス停から室蘭行きに乗り込みました。
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