まだ街が完全に目覚めていない中、バスは発車。約30分の糸満ロータリーで下車しました。
歩いて喜屋武の街を抜けます。やがて民家は途切れ道の両側は畑に。那覇空港への進入路になっているのか、上空を飛行機が頻繁に通過していきます。
バス停から1km少し、20分ほどで具志川城に到着しました。
潅木の間を抜けていくと、目の前に立派な石垣が現れました。
しかし、崩落も激しいです。門の周辺はかすかに石段が確認できるのみです。
城内はザックリと2つの曲輪に分かれています。
手前の曲輪は東西30m、南北20mほどでしょうか。結構狭いです。
中央にある大きな穴。中を覗き込むと水がたまっています。
たまっている水は海水で、この穴は海とつながってらしいです。
たまっている水は海水で、この穴は海とつながってらしいです。
石垣は東側より西側の方が高くて立派です。
その石垣の切れ目に小さな虎口がありました。
その石垣の切れ目に小さな虎口がありました。
虎口の外は細い道が崖下へと続いています。道というよりは崖そのものと言っていいような険しさです。残念ながら、ここを降りていく勇気はありませんでした。
奥の曲輪に続く岬のくびれ部には小さな基壇があります。
ここには何かしらの建物があったと推定されているようですが、詳細は不明です。
ここには何かしらの建物があったと推定されているようですが、詳細は不明です。
基壇の上から虎口を見たところ。石垣の曲線がとても優美です。
奥の曲輪は岬の先端部。三方に視界がひらけ、とても清々しい。
海の方を見ると多数のサーファーの姿があります。
どうやって下まで降りたのでしょうか?
どうやって下まで降りたのでしょうか?
小さな城跡ですので、丁寧に廻っても30分ほど。
9時過ぎには城跡を後にしました。