カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

訪城記 ~具志川城~ 【2018.11.23】

沖縄に行った話の続きです。
11月23日は那覇バスターミナル6:51発の89番糸満線でスタートです。

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まだ街が完全に目覚めていない中、バスは発車。約30分の糸満ロータリーで下車しました。

糸満ロータリーは日本ではまだ珍しい環状交差点(ラウンドアバウト)。
信号がないのに、5方向から来る車が整然と通り抜けていきます。そのシステマチックな動きが不思議に魅力的です。

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乗り換えた107番南部循環線はその名の通り糸満市南部を循環する系統。ただし本数は少ないです。
約30分の乗車時間で喜屋武に到着。時間は8時過ぎです。

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歩いて喜屋武の街を抜けます。やがて民家は途切れ道の両側は畑に。那覇空港への進入路になっているのか、上空を飛行機が頻繁に通過していきます。

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バス停から1km少し、20分ほどで具志川城に到着しました。

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潅木の間を抜けていくと、目の前に立派な石垣が現れました。

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しかし、崩落も激しいです。門の周辺はかすかに石段が確認できるのみです。

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城内はザックリと2つの曲輪に分かれています。

手前の曲輪は東西30m、南北20mほどでしょうか。結構狭いです。

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中央にある大きな穴。中を覗き込むと水がたまっています。
たまっている水は海水で、この穴は海とつながってらしいです。

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石垣は東側より西側の方が高くて立派です。
その石垣の切れ目に小さな虎口がありました。

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虎口の外は細い道が崖下へと続いています。道というよりは崖そのものと言っていいような険しさです。残念ながら、ここを降りていく勇気はありませんでした。


奥の曲輪に続く岬のくびれ部には小さな基壇があります。
ここには何かしらの建物があったと推定されているようですが、詳細は不明です。

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基壇の上から虎口を見たところ。石垣の曲線がとても優美です。

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奥の曲輪は岬の先端部。三方に視界がひらけ、とても清々しい。

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海の方を見ると多数のサーファーの姿があります。
どうやって下まで降りたのでしょうか?


小さな城跡ですので、丁寧に廻っても30分ほど。

9時過ぎには城跡を後にしました。

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