カラフルな世界、モノクロの日常

鉄道、城、サッカーなど、自分が興味を持っていることを思うがままに書いています。yahooブログ終了に伴い、はてなブログに引越ししてきました。

訪城記 ~玉城城~ 【2018.11.23】

沖縄の話がまだ続きます。


平和祈念堂入口のバス停に戻って、13;24発のバスに乗車。長毛というバス停で下車しました。
ちなみに「ながもう」と読みます。難読というわけではありませんが、私は読めませんでした。
10分ほどの待ち時間でやってきた50番百名線に乗り換えて、玉城で下車しました。

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玉城城は、県立玉城青少年の家の隣にあります。
最初は百名バスターミナルから歩くことを考えていましたが、
地図をよく見ると、玉城のバス停からも道がありそうです。

そして、これがその道。確かに車も通れる立派な道ですが、道として使われている雰囲気がありません。

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それでも、坂を登り切った先に城跡がある山が見えてきました。

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バス停から歩いて15分くらいで到着。

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石碑の後ろはちょっとした広場になっています。
元々はここも石垣で囲まれていたとのことですが、戦後、建築資材として持ち出されてしまったとのことです。
よく見ると、各所に石垣があった痕跡を確認できます。

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勝連城の石垣も建築資材として持ち出されていますし、戦争で破壊され戦後に積みなおされた石垣もたくさんあります。
沖縄戦と戦後の日々はグスクにとっても受難の時代でありました。


一の郭へは階段が整備されていてとても登りやすいです。

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その途中から見た石垣。

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階段の横に見える石畳が本来の登城路です。
勾配がきつくて、通路というよりは崖という感じです。

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自然の岩に穴開けて虎口にしています。

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郭内からみたところ。

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一の郭の内部には、御嶽(「天つぎあまつぎの御嶽」というとのこと)、何らかの建物があったらしき基壇、そして崩落した石垣の成れの果てがあちこちに転がっています。
特に石垣の崩落は激しいようです。早急な手当てが必要かもしれません。

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城を出たところで、もう一度城跡を見上げてみます。
一の郭に続く階段と、虎口。二の郭の破壊された石垣の痕跡もよくわかります。

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この後は糸数城に向かいます。


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